年末に行われた2018年度調整力の入札! 調整力の仕組みを簡単にご紹介します

こんにちは。グローバルエンジニアリングの落石です。
 
今回のテーマは調整力になります。

2018年1月

登場人物紹介
バル男 (男):エネルギー会社(グローバル)へ中途入社。永遠の1年目。
リン子 (女):エネルギー関連に通じており、バル男の指導係

バル男:
新年、明けましておめでとうございます。
 
 
リン子:
本年も変わらぬご愛顧を賜れますよう、よろしくお願いたします。
 
 
バル男:
リン子さんは年末年始いかがお過ごしでしたか?
 
 
リン子:
わたしは、戌年にちなんで、犬とたくさん遊んでいたわ。バル男くんは?
 
 
バル男:
僕はずっと自宅でしたね。紅白見て、駅伝見て、おせちを食べて寝てました。
 
 
リン子:
だらだらと……。でもそれもまたお正月よね。
 
 
バル男:
でも12月は調整力入札の締切があって、結構大変だったんですよ!
 
 
リン子:
そっか、そうだったわね。
バル男くん調整力については説明できるようになった?
 
 
バル男:
調整力は、送配電事業者が系統安定化のため、必要時に需要の上げ下げができる事業者を公募入札で募集する取り組みです!
 
 

ネガワット取引に関するガイドライン

 
バル男:
例えば、生産ライン、空調、照明を停止した場合や、遊休発電機を動かすと受電の量が下がりますよね?
送配電事業者が系統に流れている電気より需要が大きくなりそうな危険性がある場合、そういった事業者さまに需要減の要請を出すんです。
そうすることで、需給ひっ迫は回避されるので、その協力に対する対価を協力者に支払うってことですね。
 
 
リン子:
いい感じに噛み砕いたわね。
そういった事業者さまを取りまとめて応札する者をアグリゲーターと呼び、面倒な手続きや送配電事業者との信号のやり取りを引き受けて、入札額の一部を頂戴して事業者さまへ還元するのよね。
 
 
バル男:
はい!
2018年実施の分は年末に応札したので、2019年度分はまた来年ひきつづき頑張っていきます!
 
 
 
 
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