マナーで差をつけろ! 会社の食事会で必ず押さえておきたいポイント

こんにちは、林です。

新年会や懇親会など、会社での飲み会の場は多々あるかと思います。
友達と食事に行くのとは違う、気を付けなければいけないことってありますよね。

今回は、食事会で私が気を付けているポイントをまとめてみました。
個人的見解ですが、みなさんの参考になれば幸いです。

料理を選ぼう

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当然ですが、アレルギーなどの食べられない食材のものを注文するのはNGです。
特にアレルギーを起こしやすい、7大アレルゲンのものは注意しましょう。
苦手な食べ物も、事前にチェックしておくと良いと思います。

7大アレルゲン
     - 卵、 牛乳、 小麦、 そば、 落花生、 エビ、 カニ

まず注文するものはサラダや前菜ですね。
弊社でも食事会の機会が多くありますが、イタリア街にあるということもあり、イタリアンレストランをよく利用します。
イタリアンでの前菜の注文の参考に、以下のものを選んでみました。

ブルスケッタ・・・トーストにニンニクやトマトをのせたオープンサンド
フリット  ・・・肉や、魚、野菜などの食材に衣をつけて揚げた料理(いわば洋風の天ぷらです)
カルパッチョ・・・肉や魚の薄切りに、チーズもしくはソースなどの調味料をかけた料理

etc…

前菜、おつまみ系は一口サイズで食べやすいものが良いかと思います。
また、カルパッチョなどの冷菜は、料理が冷める心配もないので、最後までおいしく頂けます。

メインのお料理ではパスタやピザ、お肉料理はよく選ばれますね。
ピザは、お店によってはロッソ(トマトソース)、ビアンコ(ホワイトソース)で種類も多く取り揃えているところもあるので、見た目にも楽しめると思います。
ただ、お肉料理は調理時間がかかるものもあるので、注文のタイミングに気を付けましょう。

注文してみよう

ここでちょっと気を付けてみると良いのが、店員さんも忙しいということです。
店員さんも誠心誠意対応してくださっているので、注文する側もお店の状況を少し気にしてみれば、食事会も円滑に進むのではないでしょうか。

例えば、提供にかかる時間を考えて、飲み物の残量に気を付けておかわりを考えてもらうと良いと思います。

また最初の注文で、生ビールは往々にして数も多いので、ある程度数が決まっていたら先に注文しても良いと思います。
また、サラダやおつまみ系もお酒と一緒に注文しておくと、提供までに時間がかかりません。

飲み物の渡し方

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飲み物によってグラスであったり、ジョッキであったり、容器は様々です。
グラスの場合は、下半分を持って渡すと良いと思います。これは、持ち手が飲み口に触れないようにするためです。
ジョッキの場合は、持ち手を相手側に向けて渡すと、相手も取りやすいと思います。

また、瓶ビールなど瓶とグラスで提供されたときは、率先して相手に注ぐようにしましょう。
そのときに、ラベルは上に向けて、瓶の口もなるべくグラスに触れないようにすると良いです。
これも、飲み口に触れないようにするための心配りです。

もちろん、1回注いだら終わりではなく、飲み物が減ってきたら注ぐようにしましょう。
意外と、会話のきっかけにもなりますよ。

料理を取り分けよう

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サラダを銘々に取り分けることはよくあるかと思います。
配分を考えて具材は均一に、見た目も考慮できると尚良いですね。
そこからさらにワンステップして、その他の料理の位置が遠い人のために、それらも銘々にするか、別皿に分けて取りやすい位置に置いてあげると良いと思います。

そのために、取り分け用のお箸やフォーク、取り皿も少し多めにもらっておくと良いです。

周りに気を配ろう

食事やお酒が進んできたところで、一度周りに気を配ってみましょう。
空いているグラスやお皿があれば自分の手元やテーブルの隅にまとめて下げてもらい、飲み物が減っていたらおかわりを尋ねます。
目安としては1/3~1/4くらいが良いと思います。

注文を聞くとき、話し中ならタイミングを見るのはもちろん、席が少し遠い人には、間にいる人の会話の邪魔にならないように尋ねにいくと良いでしょう。
その際、相手のグラスに手を差し向けてあげると、相手に話しかけた意図を汲んでもらいやすいです。

話に耳を傾けよう

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普段話す機会が少ない人と交流を持てる場でもある食事会で、何の話をしていたかわからないではもったいないです。
自分も参加者だということを忘れずに、会話にも積極的に参加しましょう。

また、手を動かしているときでも聞いている姿勢を相手に伝えることも大事です。
たとえば、うなずくなどの相づちを打ったり、時折顔を相手に向けたりしてみてください。
小さな所作一つで、話し手が受ける印象も違うものです。

最後に

いかがでしたか?

いろいろとポイントを挙げてみましたが、料理を取り分けたり飲み物のおかわりを尋ねたりすることは、根本的には相手への心遣いです。
自分がされて嬉しいことは相手も嫌な気持ちになることはないので、相手を思った行動をしてみてください。

何をしたら良いか行動に迷うときは、まず周りを見ることから始めてみましょう。

最終的にはどのような所作も自然に行えるようできると良いですが、慣れることも必要なので、機会があるときに自分から率先して行動してみてください。

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