ベース需要に対する供給力となる?ベースロード電源市場とは

こんにちは。グローバルエンジニアリングの落石です。
 
今回のテーマはベースロード電源市場になります。

2017年6月

登場人物紹介
バル男 (男):エネルギー会社(グローバル)へ中途入社。永遠の1年目。
リン子 (女):エネルギー関連に通じており、バル男の指導係

バル男:
今年も暑くなってきて電気の使用量も上がってきましたね。
 
 
リン子:
そうね。ただ、年間通して負荷があまり変わらない需要家様もいるのよね。
 
 
バル男:
高負荷率のお客様への小売切替は、低負荷率に比べて進んでいないのが現状ですよね。
やっぱり電源確保の課題が残っているんでしょうか。
 
 
リン子:
それでも世間的に小売事業者の切り替えは進んでいるのよ(図1参照)。
それに今後、高負荷率の需要家様に関して関係のある改革もあるのよ。
 
 
バル男:
ベースロード電源市場の開設ですね。
 
 
リン子:
そう。今年4月から旧一般電気事業者が、電力取引所にベース電源の切り出しを新たに行ってもいるし、今後ベース負荷を持つ需要家様というのは、今までの状況と変わってくるかもしれないわね。
 
 
バル男:
高負荷率の需要家様も、今後の展開に期待ですね。
 
 
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図1:新電力のシェア
(出所:経済産業省 第19回制度設計専門会合資料より抜粋)

 
 
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図2:ベースロード電源市場のイメージ
(出所:経済産業省 資源エネルギー庁「今後の市場整備について」より抜粋)

 
 
 
 
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