2017年4月1日から始まったネガワット取引! 仕組みを簡単にご紹介します

こんにちは。グローバルエンジニアリングの落石です。
 
今回のテーマはネガワット取引になります。

2017年4月某日

登場人物紹介
バル男 (男):エネルギー会社(グローバル)へ中途入社。1年目
リン子 (女):エネルギー関連に通じており、バル男の指導係

リン子:
バル男くん、4月1日は何の日か知ってる?
 
 
バル男:
知ってますよ、エイプリルフールですよね!!
 
 
リン子:
あなたは本当にめでたい人ね……、ネガワット取引が開始されるのよ!
 
 
バル男:
失礼しました!
そういえば社長が言ってましたね、グローバルがネガワット事業者の登録No.001を取得できたって。
 
 
リン子:
そうよ、ネガワット取引は今後ますます広がっていくわ。
需要抑制の依頼に応じることで需要家側にも報奨金というメリットがあり、特に遊休発電機を持っている需要家にはとってもいい話よ。
 
 
バル男:
グローバルはこの中で需要家と依頼元である、電力会社との仲介役に当たるアグリゲーターという立場をとっていますね。
 
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リン子:
実際に削減するのは各需要家の皆様だけど、依頼元が直接個別の需要家に依頼をかけるのは現実的ではないわ。
そこで取りまとめ役としてのアグリゲーターが必要になるの。
うちは依頼を受けたものをさらに各需要家の皆様に振り分けるってわけ。
 
 
バル男:
需要家の皆様には契約頂くkWに応じての容量報酬を、実際の要請に対応頂いた際のkWhに対してプラスで実施報酬が支払われるんですよね。
容量報酬の方は実際の要請が無くてももらえるんでしたっけ?
 
 
リン子:
そのとおり。
発電機に余力がある場合なんかは、ただ置いておくのはもったいないわ!
ネガワット取引でフル活用よ!
 
 
バル男:
今年度(2017年4月~翌3月)の募集は終わってしまったけど、来年度に向けて、とても楽しみな制度ですね!
 
 
 
 
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