
DataSpider WebStudio初心者必見! 最初に知っておくべき6つのこと
目次
こんにちは、飯塚です。
DataSpider WebStudioを開発のメインツールとして使うプロジェクトを経験しました。使い方に慣れるまでの過程を振り返って、最初に知っていたらもっと楽だったなと感じたことをまとめました。
無料の評価版でローカル環境構築ができる
公式から無料の評価版が提供されています。導入するにしても学習するにしても、まずは試しに使ってみるのが早いですよね。私はWindows11で作成しましたが、サーバーを用意することなく、PCにアプリをインストールするだけで動かせます。
既に環境構築手順を丁寧にまとめてくれている記事があったので、こちらを参照ください。
DataSpider Servistaの体験版の入手方法とインストール手順
公式から動画で手順が公開されています。
<ご参考:DataSpider Servista評価版ダウンロード方法>【Youtube】
文章量がかなり多めですが、公式のインストールガイドはこちらです。
DataSpider Servista 4.4 インストールガイド
インストーラーをダウンロードするのにアカウント登録が必要なのがちょっと面倒くさいのと、ライセンスキーが有効になるまでに1日待つ必要があるのが注意点です。
オンラインヘルプページが充実している
公式のオンラインヘルプページに各機能がサンプルデータ付きで解説されています。なので大抵のことはレファレンスを読めば解決します。ローカル環境の「HELP」から遷移すると検索窓がついているので、便利です。
ちなみに、Webページから開いた場合は下記です。
DataSpider Servistaヘルプ
逆引きレファレンスが存在する
「やりたいこと」から「提供されている実装方法」を調べることができます。サンプルのスクリプトをダウンロードできるので、ご自身の環境にアップロードすれば、そのままスクリプトを実行できます。全く触ったことのない状態だと、スクリプトのサンプルがあるのは心強いですよね。
逆引きリファレンス
テクニカルサポートのFAQが公開されている
一般ユーザーからの技術的な質問に対して、HULFT社員の方が回答してくださっているFAQが公開されています。ヘルプページやWeb検索で解決しなかった内容は、ここで調べるのがおすすめです。
HULFT テクニカルFAQ-一般公開向け-
ユーザーコミュニティが存在する
DMS Cubeというユーザーが質問したり、ナレッジを共有する場があります。開発で困ったときはここを参照したり、質問を投げるのもありです。ユーザーの方の投稿も画像つきで結構丁寧なのがありがたいです。
DMS Cube 教えて広場
スクリプトのレビューにはプロジェクト仕様書が便利
実際の開発ではスクリプトのレビューが入ることも多いでしょう。そんなときはプロジェクト仕様書を活用するのが便利です。DataSpiderが自動的にHTML形式で、スクリプトの内容を出力してくれます。
いちいちコンポーネントの中身を開かなくても、実装内容を確認できるのが良いです。レビュー者はCtrl+Fでキーワード検索しながら、確認を進めると楽です。
DMS Cube 5.仕様書を出力してみよう!
まとめ
いかがでしょうか。
ノーコード・ローコードツールの活用については正直半信半疑だったのですが、プログラミング未経験者でも慣れればサクサク実装できるようになるのが圧倒的な強みだなと今回のプロジェクトで実感しました。
プログラムを書く行為そのものは今後減っていくはずなので、そういう意味でDataSpiderは未来を先取りするような面白いツールだと思います。ぜひ試しに使ってください。
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アシスタントリーダー A.Iizuka 技術の入門・まとめ系を中心に書いてます。あとで読み返したいと感じていただける記事を目指しています。