マナーで差をつけろ! 知って得する大人のテーブルマナー【洋食編】
どうもこんにちは。三宮です。
最近結婚式にお呼ばれすることが増えてきました。
その際に毎回曖昧になっているのがテーブルマナーですね。
大体のことは知っているけど細かいマナーまでは知らない、という方が結構いらっしゃるのではないでしょうか。
今回は結婚式やデートで役立つテーブルマナーをご紹介します。
テーブルマナーとは
言葉の通り、食事の際のマナーのことです。
食事のジャンルによってマナーやしきたりが違っており、場合によっては恥を書くこともあります。
今回は洋食についてのマナーについて書いていきます。
食事前の基本知識で差をつける
- 席への座り方
基本的には左側から座るようにしましょう。席を立つ際も同様です。
洋室では右側が上位に当たるためです。
- ナプキンの使い方
席についたらナプキンを広げて膝にかけましょう。ポイントはタイミングですが
主賓や上座の方が広げた後が良いです。先に広げてしまうと料理の催促をしているように取られるためです。
また、ナプキンは口元や指先を拭くだけにして下さい。テーブルを拭くのはNGです。
- カラトリーの使い方
カラトリー(ナイフやフォークなどの総称)は、外から順に使いましょう。
ナイフレストが出ていた場合は、次の料理も同じカラトリーで食べてくださいという意味になります。
前菜が2, 3皿出される場合などがそうですね。
忘れがちですが、カラトリーを落とした場合に自分で拾うのはNGです。店員さんを呼びましょう。
- フルコースの流れ
一般的なコースの流れは下記の流れとなっています。
1.前菜 2.スープ 3.魚料理 4.口直し 5.肉料理 6.デザート 7.コーヒー・紅茶
食事の食べ方で差をつける
- スープ
左手を皿の縁に添えて、手前から奥にすくいます。
量が少なくなってきたら皿の手前を持ち上げて同様にすくいます。パンを付けて食べるのはNGです。
飲み終わった後はスプーンの腹を上にして、受け皿の手前に横向きに置きます。
- パン
スープの後に食べはじめ、デザート前までに食べ終わるようにしましょう。
大きなままかじったりせず、小さくちぎってから食べるのがマナーとなっています。
- 魚料理
切り身の魚は左から一口大に切りながら食べます。この時ソーススプーンは直接口をつけてもOKです。
魚をひっくり返したり、ソースが飛び散らないよう気をつけながら食べて下さい。
- 肉料理
左から切り分けながら食べていきます。先にすべて切ってから食べるのはNGです。
はじめに切ってしまうと、料理が冷めやすく肉汁が出てしまい味が落ちるからです。
- デザート
ケーキは形によって食べ方を変えます。四角形のものは左から、三角形のものは頂点から食べます。
種つきの果物(ブドウやさくらんぼ等)が出た場合は、スプーンやフォークを口元に近づけ種を出します。
出した種は皿の端に寄せておきましょう。
- コーヒー・紅茶
ここで気をつけるのは砂糖やミルクを混ぜたスプーンの置き場所です。
使用したスプーンはカップの奥側に置きます。絞ったレモン等はスプーンに載せて同様の位置に置きます。
離席時の対応で差をつける
- ナプキン
中座時は、ナプキンを軽くたたんで椅子の上に置きます。
食事後は、軽くたたんでテーブルの左側に置きます。
- カラトリー
中座時は、皿の上に八の字にして席を立ちます。
食事後は、右斜下(4時の方向)に揃えておきます。国によって位置や角度が変わることがあるため
周りを観察して置くようにしましょう。
最後に
テーブルマナーは様々な場面で役に立ちます。
知っているとかっこ良く見えるので、スマートに対応していきたいですね。
それではまた次回に。
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ITエンジニアリング事業部 マネージャー
T.Sannomiya
技術だけでなく、地方でのニッチな情報をお届けできればと思います。