
マナーで差をつけろ! 教科書には載ってない大人の懇親会マナー
目次
どうもこんにちは。マナー委員の三宮です。
最近、本格的に暑くなってきました。暑がりの私にはしんどい時期です。
ただ、こういう季節だからこその楽しみは沢山ありますよね。海水浴、マリンスポーツ、キャンプ……。あと忘れてはいけないのは、仕事上がりのビール。疲れた体にガツンとくる冷えたビールはたまらないです。
だからなのかは分かりませんが、私の場合、夏に飲み会(懇親会)を行う機会が多いです。仕事上でも飲み会の回数が増える方が結構いるのではないでしょうか。
ということで、今回は懇親会のマナーについて書いていこうと思います。
懇親会とは
参加した人との親しみを深める会です。
懇親会に参加する時、皆さんは何を考えて参加していますか? お酒がすきだから、みんな参加するから、理由は様々だと思います。
ただ、懇親会の根底にある目的は、親しみを深めるところにあります。
自分を出し合う
では、親しみが深まる状況はどういう時でしょうか。
私は、自分と相手が双方に楽しめている時だと思っています。つまり、お互いが自分を出せている時ですね。そういった状況を作り出す事が懇親会を成功に導く秘訣だと思います。
“会場選び”で差をつける
自分を出し合って、親しみを深めるためのフィールドをつくる。それが会場選びです。
私は会場選びをする際、以下のことを考慮しています。
- 値段(予算)
会費として参加者から集める場合、会社経費で行う場合など、まずは予算を決めます。 - 参加者
会社の先輩、後輩、取引先のお客様など、どのような人が参加するかを確認します。
これは以降の項目で必要になってきます。 - 会場の雰囲気
参加する人の年齢や性別、性格がわかっていれば考慮します。
例えばですが、年配の方が多い場合は静か目の落ち着いたお店を選択するという具合です。 - メニュー内容
参加する人の好き嫌いがわかっていれば考慮します。
参加する立場になった時に、好きな食べ物がテーブルに並んでいると嬉しいですよね。 - 場所(立地)
駅からどの程度離れているか。2次会の場合は、1次会の会場からどの程度離れているか。
移動にかかる時間は短いほど嬉しいと感じてもらえます。
“視野の広さ”で差をつける
周りの状況を少し意識するだけでマナーは向上します。自分が楽しむだけでなく、相手も楽しんでもらえるよう以下のことを配慮出来ると良いかと思います。
- 飲み物の残量
飲み物が無くなる前に「お次、何飲まれますか?」の一言を。
私の場合、3分の1程度になったら声をかけるようにしています。
飲むペースが早い人にはもう少し早めに聞きます。 - 取り皿や料理を配る
取り皿や料理が来た際に、周りや奥の席に配る。
特に、取り皿が足りなくなる懇親会の中盤から終盤にかけは、取り皿を注文して配る意識が出来ればベストだと思います。 - 開いたグラス、お皿は下げる
テーブルがいっぱいの状態は、ものを溢すリスクが増えます。
出来るだけ開いたグラス、お皿は下げるようにしましょう。 - お店の人への配慮
お客様だからという態度で接してはいけません。
そのような態度を見て不快に思う方もいるかもしれません。
自分たちが主役ではありますが、お店の人への配慮ができる余裕のある人を目指したいですね。
“感謝の言葉”で差をつける
どのような時でも、相手から「ありがとうございました」と言われて嫌な気になる人はいません。
懇親会が終わったあとは、相手へ感謝の気持を伝えましょう。
かっこいい人を目指す
気を使うと疲れる……と思う方がほとんどではないですか? もちろん慣れていないことをするのはとても疲れます。
ただ、相手のことを思ってマナーを意識すると、不思議と慣れてくるものです。「疲れるからやらない」ではなく「疲れるけどやってみよう」という気持ちを持って取り組んでみて下さい。
マナーを意識しながら懇親会も楽しめる、そういう人はかっこいいと思いませんか。
最後に
今回は私的な観点で、上記のようなマナーを掲載させていただきました。機会があれば、上座下座などの一般的なマナーについても書いていこうと思います。
皆さんも、「マナー」と「お酒」楽しんでいきましょう。
それではまた次回に。
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