SE・エンジニアが絶対覚えておくべきExcel関数まとめ

こんにちは。篠原です。
 
今回は私は業務でよく使うExcelの便利な関数を紹介します。エンジニア職以外でも、覚えておくと効率的なものもあると思いますのでぜひこの機会に覚えておきましょう!

検索値をもとに、指定した範囲からデータを縦方向に検索できる関数です。VLOOKUPは業界内では非常に有能な関数とされているため、最初にご紹介しました。使い方を知っておくと使い手の自分まで気に入られること間違いなしです。
 
使い方としてはこちら、

=VLOOKUP(検索値,検索範囲,返却する列番号,検索の型[FALSE])
検索値:検索したい値
検索範囲:検索をかける範囲
返却する列番号:返ってくる値の列番号
範囲内で左から数えた列の番号を入力します。0からでなく1から数えます。
検索方法:完全一致(FALSE) or 近似一致(TRUE)

検索方法については、完全一致の検索をする場合が圧倒的に多いのでFALSEを入れましょう。何も入れない場合はデフォルトでTRUE(近似一致)になってしまうので注意です。

指定した条件の真偽値を表す関数です。真の場合と偽の場合で出力する結果を変えることができます。

=IF(論理式,真の場合,偽の場合)
論理式:条件文のことです。例えば「〇〇が××よりも大きい場合」といったものですね。
真の場合:条件に一致する場合の出力結果
偽の場合:条件に一致しない場合の出力結果

引数に含まれる「数値」の個数を出力する関数です。文字列は換算されません。

=COUNT(範囲)
範囲:数値の個数を知りたい範囲(例=A3:K5)

ちなみに文字列の個数を出力する場合はCOUNTA関数を使います。

先ほど挙げたIF関数とCOUNT関数が組み合わさってますね。これは条件を満たすセルの数をカウントしてくれる関数です。

=COUNTIF(範囲, 検索条件)
範囲:条件に当てはまる値の個数を知りたい範囲(例=A3:K5)
検索条件:比較演算子を用いた式や、文字列、記号を入力します。

文字列や記号の場合は完全一致するものの個数を出力します。

対象データの行番号を取得できる関数です。シートの途中から表を作成して行番号を振りたいときに便利です。

=ROW(参照)
参照:参照したいセルの行番号を出力します。-2や+1をすることで加算減算された行番号が入ります。

いかがでしたでしょうか。
 
プログラムのテストや手順書の作成にはもちろん、Excelで資料を作る時にも便利な関数を紹介しました。Excel関数は応用の幅が非常に広いのでどんどん使いまくって慣れていきましょう!
 
他にもよく使う関数については下記の関連記事にもまとめておりますので、合わせて読むことをオススメします!
 
 
 
 
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