
MOS試験問題例! Excelで出題される関数ベストイレブン
目次
どうもこんにちは。三宮です。
就職活動に有利! と言われて思いつく資格といえば、Microsoft Office Specialist(MOS)ではないでしょうか。その中でもExcelは特に人気がありますよね。
今回はExcelのMOS一般レベルで、絶対に出題される関数問題について、問題例をもとに押さえておくべきポイントを紹介します。
数値の合計値を出力する SUM関数
出題頻度レベル:★★★
読み方はTRFのあの方と同じです。
問題例)B1, B2, B3のセルの合計値を出力せよ。
解答1:SUM(B1, B2, B3)
解答2:SUM(B1:B3)
引数に含まれる数値の合計値を出力する。
SUM(数値1, 数値2・・・)
※引数には、対象のセル、セル範囲、数値などを指定
数値の平均値を出力する AVERAGE関数
出題頻度レベル:★★★
平均レベルになんて留まりたくないですよね。
問題例)B1, B2, B3のセルの平均値を出力せよ。
解答1:AVERAGE(B1, B2, B3)
解答2:AVERAGE(B1:B3)
引数に含まれる数値の平均値を出力する。
AVERAGE(数値1, 数値2・・・)
※引数には、対象のセル、セル範囲、数値などを指定
数値の最大値を出力する MAX関数
出題頻度レベル:★★★
4人組のグループではないほうのマックスです。
問題例)B1, B2, B3のセルの最大値を出力せよ。
解答1:MAX(B1, B2, B3)
解答2:MAX(B1:B3)
引数に含まれる数値の最大値を出力する。
MAX(数値1, 数値2・・・)
※引数には、対象のセル、セル範囲、数値などを指定
数値の最小値を出力する MIN関数
出題頻度レベル:★★★
ミン(Min)というエジプト神話の神様がいることを初めて知りました。
問題例)B1, B2, B3のセルの最小値を出力せよ。
解答1:MIN(B1, B2, B3)
解答2:MIN(B1:B3)
引数に含まれる数値の最小値を出力する。
MIN(数値1, 数値2・・・)
※引数には、対象のセル、セル範囲、数値などを指定
数値の個数を出力する COUNT関数
出題頻度レベル:★★★
すべてを数えてくれません。
問題例)B1, B2, B3のセルの最大値を出力せよ。
解答1:COUNT(B1, B2, B3)
解答2:COUNT(B1:B3)
引数に含まれる”数値”の個数を出力する。
【注意】この時”文字列”は個数に含まれません。
COUNT(数値1, 数値2・・・)
※引数には、対象のセル、セル範囲、数値などを指定
数値や文字列の個数を出力する COUNTA関数
出題頻度レベル:★★☆
COUNTA「COUNTとは違うのだよ、COUNTとは! 」
問題例)B1, B2, B3のセルの最大値を出力せよ。
解答1:COUNTA(B1, B2, B3)
解答2:COUNTA(B1:B3)
引数に含まれるデータ(数値及び文字列)の個数を出力する。
COUNTA(数値1, 数値2・・・)
※引数には、対象のセル、セル範囲、数値、文字列などを指定
論理式の結果に応じて値を出力する IF関数
出題頻度レベル:★★★
チェコ代表のチェフではないです。
問題例)A1のセルが1以上の場合A2のセルの値を、そうでない場合は”間違い”の文字列を出力せよ。
解答:IF(A1>=1, A2, “間違い”)
論理式の結果に応じて、論理式が真(TRUE)の場合、偽(FALSE)の場合の値をそれぞれ出力する。
IF(論理式, 真の場合, 偽の場合)
全て満たす場合TRUEを出力する AND関数
出題頻度レベル:★★★
あれもこれも満たさないと満足しない完璧主義なやつ。
問題例)A1のセルが1以上且つA2のセルが10未満の場合TRUEを、そうでない場合FALSEを出力せよ。
解答:AND(A1>=1, A2<10)
指定した論理式を全て満たす場合TRUEを、そうでない場合FALSEを出力する。
AND(論理式1, 論理式2, ・・・)
どれか一つでも満たす場合TRUEを出力する OR関数
出題頻度レベル:★★★
何かが満たせれていれば、何も言うことはない。
問題例)A1のセルが1以上またはA2のセルが10未満の場合TRUEを、そうでない場合FALSEを出力せよ。
解答:OR(A1>=1, A2<10)
指定した論理式のどれか一つでも満たす場合TRUEを、そうでない場合FALSEを出力する。
OR(論理式1, 論理式2, ・・・)
論理式がTRUEの場合FALSEを出力する NOT関数
出題頻度レベル:★★☆
否定から見えることもあるはず。
問題例)A1のセルが1以上場合FALSEを、そうでない場合TRUEを出力せよ。
解答:NOT(A1>=1)
論理式が真(TRUE)の場合FALSEを、そうでない場合TRUEを出力する。
NOT(論理式)
エラーの場合に指定値を出力する IFERROR関数
出題頻度レベル:★☆☆
もしもの話だとしてもエラーなんて起こしたくない。
問題例)A1, A2のセル合計がエラーの場合”エラー”文字列を、そうでない場合A1, A2のセル合計を出力せよ。
解答:IFERROR(SUM(A1, A2), “エラー”)
数式がエラーの場合指定の値を、そうでない場合数式の結果を出力する。
IFERROR(数式, エラーの場合)
最後に
いかがでしたでしょうか。
基本的な所ですが、必ず出題される問題ですのでしっかり覚えてテストに備えましょう。
それではまた。
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