
遠くに出かけよう! 片道切符のロードバイク輪行のすゝめ
目次
こんにちは。池島です。
そろそろ寒い時期も終わって欲しいこの頃です。自転車を趣味としていますが、カジュアルライダーなので寒い時期はあんまり乗りません。暖かくなったらどこに出かけようかなーと考える日々です。
ロードバイクの楽しみ方は多々ありますが、個人的には暖かくなると遠出したくなります。そんなロードバイクで遠出するときに自信を持ってオススメできるスタイルがあります。その名もズバリ、「片道切符で帰る輪行旅」スタイルです!
輪行とは
「輪行」という単語が聞きなれない方も多いかと思います。簡単に説明すると自転車を畳んで袋に入れ、手回り品として鉄道等の公共交通機関で運ぶことを指します。
利用する交通機関により輪行の条件は異なりますが、鉄道の場合おおむね前後輪を外して専用の袋に入れれば問題ないです。詳しくは利用する各交通機関にお問い合わせ下さい。
参考までにJR東日本の手回り品の規定を記載します。
サイクリングやスポーツ大会などに使用する自転車は、解体し専用の袋に収納したものまたは、折りたたみ式自転車においては折りたたんで専用の袋に収納したもの
「片道切符で帰る輪行旅」スタイル
文字通り帰りの新幹線を予約して出発し、複数日かけて目的地を目指すスタイルです。スタート地点から目的地までの道すがらの観光地によりつつ、長距離ライドを楽しみます。
楽しいだけではなく、いろいろな利点があるのでそのポイントを紹介します。
【ポイントその1】とにかく遠くまでいける
当たり前ですが、通常自転車は漕いで進んだ分同じ距離漕いで帰ってこないといけません。しかし、帰りの手段を用意してしまえば往復の必要がありませんので実質倍の距離進むことができます。
複数日かけてのロングライドで往復の心配がないことは、ロングライドの敷居がぐっと下がります。自分の様なカジュアルライダーでも安心です。あとやはり目的地が遠いとテンションが上がります!
普段目的地に設定できないような遠くにいけるのでおススメです。
【ポイントその2】トラブルに強い
ロードバイクの長旅にはトラブルがつきものです。悪天候や車体トラブル、怪我など備えていてもどうしようもない時があります。輪行袋を持たないロングライドの場合、立ち往生してしまう危険性があり、若干の緊張感がどうしてもあります。
その点、このスタイルはトラブルに非常に強いです。なにより帰りのチケットを予約した状態でスタートしているので、途中で断念しても電車で輪行し目的地に向かえば予定通り帰れるのが大きいです。
予定通り帰れないのが一番怖いですね。このスタイルに限らず、輪行を使わないロングライドでも輪行袋を携帯することを個人的には推奨したいです。
【ポイントその3】圧倒的達成感
自分の普段過ごしている日常圏内から、すべて自分の力で遠くの目的地に到達すること圧倒的な達成感を得られます。普段の旅行とは異なり、観光を楽しみつつも成し遂げた感覚を得られるのがこのスタイルの大きな特徴です。
弊害として距離感がちょっと狂います。実家までの60kmくらいチャリで余裕だって!
ロングライド時の注意点
ロードバイクのロングライド時はマナーがとても大切です。自分が気を付けていることを備忘録も兼ねて記載します。
輪行時の配慮
輪行で新幹線を利用する際、可能であれば車両の一番後ろを予約しましょう。座席の後ろのスペースに自転車を入れるとスマートです。また、通常の電車の場合は先頭もしくは最後尾の車両の端に自転車を置いて邪魔にならないようにしましょう。
鉄道各社によって取り扱いは変わるので不安な場合は問い合わせるのが無難です。
宿泊施設への配慮
複数日かけて目的地を目指す場合、自転車を宿泊施設に持ち込むことになります。宿泊を予約する際にロードバイクがある旨を伝え、どのように持ち込むべきか指示を仰ぎましょう。場所によってはそのまま入れさせてもらえることもあります。
持ち込む前に、泥などの汚れはタオル等で落としてから持ち込みましょう。
道路状況に合わせる
ロードバイクは車道を走るには遅く、歩道を走るには早い乗り物です。「片道切符で帰る輪行旅」スタイルはどうしても走ったことない場所を長く走ります。道路状況に合わせ、場合によっては歩道を徐行して走るなど、周囲への配慮と共に自身の安全を確保しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。ロードバイクで行く「片道切符で帰る輪行旅」の魅力が少しでも伝われば幸いです。
ロードバイクに限らず、折り畳み自転車など輪行できる自転車であれば、同じスタイルで旅行できます。ぜひみなさんも「自転車でいってやったぜ!」と、自慢してみてはいかかでしょうか!
ではまた!
《関連記事》

