アンケート結果を大発表! 2017年おやこもの作りたいけんを開催しました
目次
こんにちは。広報担当の横尾です。
先日、第3回おやこもの作りたいけんを行いました。
おやこもの作りたいけん 花火とプログラムを学ぼう
この取り組みは、子供たちにプログラムやデザインなどのもの作りを通して、親子のコミュニケーションを生み、普段体験できない経験をしてもらうために行っています。
昨年と同様に、今年も UNIEL様との共同開催として、一緒に作り上げました。勉強に使用するドリルや花火のコーディング画面をデザインしていただき、子どもたちの興味を最大限に引き出してくださいました。
また、ご家族の思い出を写真で残してもらえるようフォトスペースに、フォトプロップスを作成してくださいました。参加者の方々が笑顔で写真を撮っていて、わたしも楽しい気持ちになりました。
それでは、当日の様子と参加者の皆さまに答えていただいたアンケートの内容をご紹介していきます!
はじまりの会
今回は、午前の部と午後の部の2回開催となりました。午前の部は子ども7名、保護者6名、午後の部は子ども8名、保護者8名の方々が参加してくださいました。
司会の三宮さんが子どもたちと拍手の練習をしたり、手を挙げる練習をしたりして子どもたちの緊張をうまくほぐしてくださいました。午後の部では、見学に来ていた男の子が助手として活躍もしてくれました。
1時間目 花火のドリル
昨年、現役の花火師さんにお話を聞かせていただき作成したドリルで、本物の打ち上げ花火について勉強しました。子どもたちに手をあげて答えてもらいながら、みんなで一緒にドリルをすすめていきました。
花火のドリルは、わたしが説明を担当させていただきました。緊張しっぱなしでしたが、子どもたちの無邪気さに助けられて乗り切ることができました。
2時間目 プログラム体験
プログラム体験を始める前に、デジタル花火の親方をお呼びして、見本をみせてもらいました。しかし、なかなか花火が上がらず、最後はデータが消えてしまい……。
このままでは、予定していた花火大会を開催することができないので、みんなにもたくさんの協力をお願いすることとなりました。
パソコンのタイピングが不慣れな子もいて、最初は苦戦している子もいましたが、お母さんやお父さんと一緒に試行錯誤しながらすすめていました。
慣れてくると、作るスピードも上がり、色んな形の花火をつくっては、笑顔で報告をしてくれる子もいました。子どもたちの楽しそうな笑顔と、それを見守るご両親の笑顔が印象的でした。
花火大会
みんなで作った花火で、花火大会を開催しました。自分たちが作った花火を見つけては、声をあげて喜んでくれたり、お母さんやお父さんの方に振り向いて微笑んだりする子たちが可愛かったです。
親方がこっそり作った特大花火に気づいて、いいなー! と言ってくれる子もいました。
おわりの会
最後に、当日撮影した写真でスライドショーを作成し、エンドロールとしてプレゼントしました。子どもたちの真剣な表情、キラキラした笑顔、そしてご両親の子どもたちを見つめる微笑みが印象的なエンドロールでした。
以上で、今回の体験は終了です。お土産として、机の飾りつけやドリルなどをお持ち帰りいただきました。フォトスペースで使用していた、フォトプロップスを持ち帰ってくれた子もいました。
今回の体験が、みなさんの夏の思い出の1ページになったら、私たちも嬉しいです。また、プログラムやデザインに興味を持ってもらうきっかけになることを願っています。
おやこもの作りたいけん実施後に回答していただいたアンケート結果【子ども編】
今回のおやこもの作りたいけんの後に、参加していただいた子どもたちと保護者の方々に、アンケートの記入をお願いしました。その全員からご回答をいただきました結果を集計しましたので、まずは参加してくれた子どもたちの結果からごらんください。
参加してくれた子供の年齢比率
ありがたいことに応募者多数となりましたため、抽選での参加者決定となりました。
今年は、小学3年生~6年生を対象としており、9~10歳の子どもたちの応募が多かったです。
Q1.今日のおやこもの作りたいけんは、たのしかったですか?
参加してくれた子供たち全員に、楽しいと感じてもらえた結果となりました。
プログラミングやデザインに興味をもってもらうためにも、まずはこの会を楽しんでもらうことを目標としていたため、この結果に一安心でした。
Q2.プログラミングはたのしかったですか?
93%の子供たちに、プログラミングを楽しいと感じてもらうことができました。
私たちの取り組みの特徴として、マウスの操作をしたりボタンを押したりするだけでなく、キーボードを打ってプログラムを作成してもらいたいという思いがありました。
そのため、低学年の子供には難しいと感じられてしまうかとも思っていましたが、みんな楽しんで花火を作ってくれて良かったと感じています。わかりにくいと感じさせてしまった子もいましたので、今後も精進していこうと思います。
Q3.またおやこもの作りたいけんへ参加したいですか?
ほとんどの子どもたちに、また来たいと思ってもらえました。
非常にうれしい結果となり、スタッフ一同喜んでいます。また次回への意欲となりました。
Q4.プログラミングの他に、やってみたい体験はありますか?
すべての子どもたちが、「ゲームの作成」をやってみたいと考えていました。日頃から遊んでいるゲームを自分でも作ってみたい、と考える子どもたちがやはり多いようです。
Q5.感想など、自由に書いてください。
- 私はスクラッチでやっているので新しい言語で学べて良かった。
- 自分で花火をつくったという嬉しい気持ちと、ぱそこんの花火がおもった以上にキレイで感動しました。また時間があれば何回でもきたいです。今回はありがとうございました。
- プログラミング楽しかったです。
- 花火を作るのがおもしろく、むちゅうになりました。
- パソコンの使い方がよくわかった
- 楽しかったのでできたらまたきたいです。
- 普段から何気なく使っているパソコンだったけど、知らないこともたくさんあって色々なことを学べました。
- 花火をたくさんつくれてよかった。
- すごく花火がかわいくておもしろかった。
- おもしろくてもり上がっていた。
自由に記入する欄にも、本当に嬉しいコメントを書いてもらい、ありがとうございました。
おやこもの作り体験実施後に回答していただいたアンケート結果【保護者編】
続いて保護者の方々のアンケート結果をご紹介します。
Q1.本日のおやこもの作りたいけんはいかがでしたか?
ほぼすべての方にご満足いただける結果となりました。
実際のプログラムを書いてもらいたいという思いから、子供には難しく保護者様のお力に頼ってしまう部分もありました。
次回はすべての方にご満足いただける様、頑張っていきたいと思います。
Q2.スタッフの対応はいかがでしたか?
スタッフの対応についても、ほとんどの方にご満足いただける結果となりました。
私たちの中の反省点を活かしつつ、次回もご満足いただけるよう精進しようと思います!
Q3.有料でもプログラムをお子様に習わせたいですか?
過半数以上の方が有料でもプログラミングを習わせたいと考えているようでした。学校のカリキュラムになるなどの話もあり、習い事としてのプログラムへの意識は高まっているようですね。
プログラミングでは、プログラムの技術だけではなく考える力を養うことにもつながるので、エンジニアを目指している子どもたちではなくてもおすすめです。
Q4.有料の場合いくらまで許容しますか?
昨年のアンケートでは、1万円以上と回答した方はほぼいなかったのですが、今年はかなりお金をかけても良いと考えている保護者の方々が多い結果となりました。この結果からも、プログラミングへの意識が高くなっていることが伺えました。
Q5.次回行ってほしい体験などありましたらご記入ください。
- プログラムの体験をもう少し自分で工夫して考える内容だと嬉しい。
- ロボットとプログラミングの連動等あったら受けてみたいです。
- 今回のようなわかりやすいプログラム体験がいろんな種類でできるとありがたいです。
- ゲーム作り。シミュレーション(星の動きとか、鳥の群れとか)
- ゲームの作成やパソコン組み立て。
- ロボットプログラミング。
- キャラクターを作るような体験。
- MovieのEdit。
まとめ
第3回目となりましたが、毎回子どもたちの笑顔に私たちのほうが楽しませてもらってしまっています。
私たちエンジニアにとっても、子供たちにどう説明したらわかりやすいだろうか、と考えることは、改めてプログラムについて考える良い機会になります。今後も子供たちにプログラムやデザインに触れる体験を提供しつつ、大人や私たちも楽しめる体験作りを続けていきたいと思います。
今回、ご参加いただいたみなさま、またご応募いただいたみなさま、本当にありがとうございました!
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