新人エンジニア向け! フローチャートの書き方初級編

こんにちは! 荒木です。
 
今回は、新人エンジニア向けにフローチャートの紹介から簡単な練習問題まで一緒にやっていきたいと思います。

フローチャートとは?

フローチャートとは、業務のプロセスやシステム、アルゴリズムの流れをわかりやすく表現した図です。長方形、円形、ひし形など多種多様な図形や接続する矢印を使用し、手順や処理の流れを表します。

フローチャートが書けるとどうなるの?

フローチャートがかけると下記のようなメリットがあります。

  • 作業の整理ができる
    フローチャートを正しく書くためには、自身が作業について理解しなければなりません。
    フローチャートが正しく書けるということは、作業を正しく理解していると示すことにも繋がります。あいまいな部分の把握にも役立ちます。
  • 第三者にも業務プロセス(プログラムの場合処理の流れ)を伝えやすい
    取引相手や上司に説明する際、文章だけで行うよりフローチャートにして可視化することで相手の理解度も上げることができます。フローに問題があった場合、どこが問題なのかが分かりやすいというメリットもあります。
  • 処理の抜けがなくなる
    処理の始まりから終わりまで一連の流れを図にすることで、途中の処理の抜けがなくなり、作業戻りなどを防ぐことができます。

覚えておきたいフローチャートの記号

今回は初級編ということで、絶対に覚えておきたい記号を紹介します。

練習問題

練習問題を用意したので一緒に解いてみましょう。①~⑤の選択肢が、a~eのどこに当てはまるか回答してください。できる方は、問題だけを読んでフローチャートを作成してみてください。

【問題】スーパーへ行き、C社とP社のコーラを比べて安い方を買って家に帰る。
【選択肢】
① C社のコーラを買う。
② P社のコーラを買う。
③ 家に帰る。
④ スーパーに行く。
⑤ P社のコーラの方が安い。

練習問題の解答

最初の処理には「④ スーパーに行く。」が入りますね。続いて判断には「⑤ P社のコーラの方が安い。」が入ります。
 
yesの場合は「② P社のコーラを買う。」、noの場合には「① C社のコーラを買う。」となります。
 
最後の処理は「③ 家に帰る。」が入ります。

まとめ

いかがだったでしょうか。
 
今回はフローチャートの初級編として練習問題を用意いたしました。フローチャートには今回紹介していない記号や使い方があります。
 
次回は中級者向けにフローチャートを紹介していきたいと思います。
 
 
 
 
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