ビジネスマン必読の一冊! できる人は必ず持っている一流の気くばり力
目次
こんにちは、湯本です。
今回は、AMGの課題図書となっている『できる人は必ず持っている一流の気くばり力』を紹介します。AMGでは、本書に書かれている気くばりを全社員がマスターし、意識しなくてもできるよう課題図書として全社員が読み、実践しています。
本書では「気くばり」を5つのアンテナ(要素)に分類し、実際の職場での出来事を例にわかりやすく書かれており、ビジネスマンなら読んでおくべき一冊になります。
俯瞰のアンテナ
俯瞰とは、高い視点から全体を見下ろすことです。自分の仕事だけでなく上司の視点、同僚の視点、部下の視点などから自分や職場を見つめることで、自分に今なにが求められ、期待されているかが見えてきます。
この俯瞰のアンテナを備えることで、行動力、責任感の強さ、チャレンジ精神、みんなをまとめるリーダーシップなどを身に付けることができます。
まずは、相手の役に立つこと、相手を喜ばせることを意識した+αの行動で視野を広げ気くばり力を磨いていきましょう。
共感のアンテナ
相手の立場、考え方、感情、価値観に共感し寄り添うことで、相手は「自分を受け入れてもらえた」と感じその人を信頼するようになります。この共感のアンテナを備えることで、相手が何を求めているのかを察することができ、「気が利く人」という印象を与えることができます。
周囲で忙しそうにしている仲間がいたら「〇〇を手伝いますよ! 」と声を掛けたり、提案資料を作成する際に「〇〇さんの意見を聞かせていただけませんか? 」と相手の意見を求めることで共感力を磨いていきましょう。
論理力のアンテナ
「論理力のアンテナ」の感度が高い人は、つねに感情に流されずに物事を判断でき、他人の感情を受け止める前に理性で考えることができます。また、複雑な内容でも相手の理解度や知識に合わせて、わかりやすく話すことが出できます。
この論理力のアンテナを備えることで、わかりやすく説得力のある報連相や提案を行うことができます。自分の話す内容の要点はいくつあって、相手にどんなアクションを求めるのかを相手目線で考えロジックを組み立てていきましょう。
サービス精神のアンテナ
サービス精神のアンテナの感度が高い人は、「相手を喜ばせたい」「笑顔にしたい」という考えを持っています。このサービス精神のアンテナを備えることで、周囲から好かれ取引先とも良好な関係を築くことができます。
うなずきや相槌、会話のペースを相手に合わせたり、多少大げさにリアクションを取ることで、相手は気持ち良く話をすることができるでしょう。
尊重のアンテナ
「尊重のアンテナ」の感度が高い人は、協調性が高く、つねに相手の意見や考えを尊重し相手にとって「居心地の良い空気感」を提供します。この尊重のアンテナを備えることで、新しい環境にもすぐに適応できたり、相談を持ち掛けられたり相手に安心と信頼感を与えることができます。
相手と考えや価値観が異なったとしても、「でも」「いいえ」と反論せずにまずは受け入れ、謙虚に振舞っていきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
本書の内容は、AMGのビヘイビアアイデンティティにあるHONESTLY、SIMPLY、CLEARLY、QUICKLY、EXACTLYを網羅した内容になっています。明日から実践できるビジネスマン必読の1冊になっていますので、良かったら手に取ってみてください。
《関連記事》