【PHPをふわっと語りたい人のための入門講座】 PHPの変数の使い方1

このブログでは、PHPを始めようと考えている方が少しでもわかりやすく理解できるように、ふわっと優しく勉強していきます!

今回は、プログラムで欠かすことのできない変数について勉強していきます。

変数とは?

変数とは、数値や文字列などのデータを格納する箱のようなものです。
箱にはそれぞれ、箱を区別するためのユニークな名前を付けて使用します。
この名前のことを変数名と言います。
また、用意した箱に値を入れることを代入するといいます。

変数使用サンプル

<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja" lang="ja">
  <head>
    <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html;charset=UTF-8" />
    <title>変数使用サンプル</title>
  </head>
  <body>
    <p>
      <?php
        $test = "変数使用サンプル";
        print $test . "<br/>";
        echo $test . "<br/>";
      ?>
    </p>
  </body>
</html>

出力結果
4-1

出力ソース
4-2

上記ソースは、変数に文字列を代入して表示するサンプルとなります。
PHPでの変数の決まりとして、先頭は「$」から始めます。
次に、変数内の文字列の追加の方法を下記に記載します。

文字列変数の追加サンプル

<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja" lang="ja">
  <head>
    <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html;charset=UTF-8" />
    <title>文字列変数の追加</title>
  </head>
  <body>
    <p>
      <?php
      $str = "文字列変数の追加サンプル";
        $str .= "追加文字列";
        print $str . "<br/>";
				
        $str2 = "文字列変数の追加サンプル";
        $str2 = $str2  . "追加文字列";
        print $str2 . "<br/>";
				
        $str3 = "文字列変数の追加サンプル";
        $str4 = "追加文字列";
        $str3 = $str3 . $str4;
        print $str3 . "<br/>";
      ?>
    </p>
  </body>
</html>

出力結果
4-3

出力ソース
4-4

また、PHPの変数名には下記のルールが存在します。

– 変数使用ルール –

  • ドル記号「$」から開始する。
  • 数字は、変数名の先頭には使用できない。
  • 大文字小文字の区別がされる。($testと$Testは別となります。)

– 使用可能文字 –

  • 英大文字小文字(a~z、A~Z)
  • 数字
  • _(アンダーバー)

定数

定数は、変数と同じく数値や文字列などのデータを格納できるものです。
定数に値を入れるには、define関数を使用します。
定数には、一度値を設定すると再定義や未定義にすることはできません。

関数名
define
解説
実行時に、名前を指定して定数を定義する
戻り値
成功時にTRUE、失敗時にFALSEを返却する。

  bool define (
    string $name,                // 定数の名前
    mixed  $value               // 出力したいすべてのパラメータ
    [,  bool $case_insensitive = false ]   // TRUE を指定すると、大文字小文字を区別しない。 
                               // デフォルトでは大文字小文字を区別します。
  )

定数サンプル

<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja" lang="ja">
  <head>
    <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html;charset=UTF-8" />
    <title>定数サンプル</title>
  </head>
  <body>
    <p>
      <?php
        define("BUFF",  "定数サンプル");
				
        print BUFF;
    ?>
    </p>
  </body>
</html>

出力結果
4-5

出力ソース
4-6

定数は、プログラム内で変更をしたくない値を設定するのに使用します。
定数を使用することによって、プログラムの効率化を行うことができます。

次回

次回は、変数について引き続き説明していきます。

《関連記事》
【PHPをふわっと語りたい人のための入門講座】 PHPのゆるっとした基礎知識について
【PHPをふわっと語りたい人のための入門講座】 ものすごく簡単な文字列出力(echo, print)
【PHPをふわっと語りたい人のための入門講座】 文字フォーマットを使用した文字出力方法 (printf, vprintf, sprintf)

記事をシェア
MOST VIEWED ARTICLES