Zoomで利用可能! OBSの仮想カメラを利用し複数人同時に画面共有するやり方

こんにちは! 池島です。
 
テレワークが普及している中、Web会議アプリZoomを利用している企業は多いと思います。弊社もそのうちの1つであり、日々仕事の中で使用しています。
 
画面共有する際、Zoomではカメラの画面が縮小され共有される画面が全画面を奪うように表示されます。また、画面共有は複数人同時にできず1人の画面しか共有できません。
 
プレゼンとして1人が見せるのであれば問題ないのですが、自分の画面の操作を見ながら相手の操作を見たい場合等では不自由です。そこで今回は外部ツールのOBSを利用して複数人で同時に画面共有する方法をご紹介いたします。

OBSとは

複数人で同時に画面共有する方法のご説明の前に、OBSとは何かご紹介いたします。

Open Broadcaster Software(オープン・ブロードキャスター・ソフトウェア、OBS)は、OBS Projectが開発保守しているフリー・オープンなストリーミング配信・録画ソフトウェアである。

Wikipedia

まとめると、フリーで使用できる配信用のソフトですね。それでは早速複数人での画面共有方法をご紹介したいと思います!

OBSをインストールする

OBS公式サイトのダウンロードにアクセスしてOBSをダウンロードし、インストールします。記事執筆時の最新バージョンは27.0.1です。ダウンロードインストーラからダウンロードし、インストーラを実行してください。

OBSを設定し、仮想カメラを開始する

続いてOBSを設定します。OBSを起動し、ソースの+マークを押下します。

開いたメニューから画面キャプチャを選択し、OKを押下ます。

共有したい画面を選択し、OKを押下します。

コントロールの仮想カメラ開始を押せば準備完了です。

Zoomで仮想カメラを選択

ZOOMを起動し、画面共有する人がOBS Virtual Cameraを選択すれば、OBSで設定した仮想カメラが使用され、画面が共有されます。

Zoom機能の画面共有と異なり、画面を奪わずに共有できるので複数人で同時に画面共有することが可能です。

まとめ

いかがでしょうか。
 
外部ソフトを利用する必要がありますが、複数人で同時に画面共有ができると何かと便利です。もし複数人で同時に画面共有したいシチュエーションになった場合に参考になれば幸いです。
 
ではまた!
 
 
 
 
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