たくさんの笑顔をいただきました! 第4回おやこもの作りたいけんの様子をレポートします
目次
こんにちは。関口です。
先日、「第4回おやこもの作りたいけん」を実施しました。
おやこもの作りたいけん 花火とプログラムを学ぼう
この取り組みは、子供たちにプログラムやデザインなどのもの作りを通して、親子のコミュニケーションを生み、普段体験できない経験をしてもらうために行っています。
今回も UNIEL 様と共同で開催しました。勉強に使用するドリルや、花火のコーディング画面などを作成していただき、素敵なデザインで子どもたちの興味を最大限に引き出してくださいました。
台風の影響で開催が危ぶまれましたが、運よく天候に恵まれ、開催することができました。前回と同様に、午前の部と午後の部の2回開催で行い、午前の部は子ども8名、保護者9名、午後の部は子ども8名、保護者7名の方々が参加してくださいました。
4回目の開催となる体験教室ですが、私は今回が初参加でした。この体験を通して感じた事を、当日の流れに沿って紹介していきます。
はじまりの会
お祭りの雰囲気漂うBGMが流れる中、緊張した様子の子供たち。
そこで、会が始まる前に司会の佐藤さんが子どもたちと拍手の練習や手を挙げる練習を行い、会場盛り上げて下さいました。午後にはUNIELの後藤さんが盛り上げ役を買って出て下さいました。
1時間目:花火学習
今回も現役の花火師さんのお話をもとに作成したドリルで、本物の打ち上げ花火について学習しました。子どもたちに答えてもらいながら、みんなで一緒に進めていきました。
なかには少し難しい問題もありましたが、お母さんやお父さんと一緒に考えて正解を導き出していました。花火について知らない事を学習でき、大人も楽しめる内容でした。
2時間目:プログラム体験
プログラム体験を始める前に、デジタル花火の親方に登場していただき、見本をみせてもらうことに。
しかし、なかなか花火が上がらず、最後は花火のデータをすべて消してしまい、花火大会開催の危機に!? 子どもたちに協力してもらい、花火をたくさん作ってもらうことになりました。
最初は花火作りにみんな苦戦していましたが、一度やり方を教えると覚えが早く、いろいろな形の花火をたくさん作ってくれました。
楽しそうな子どもたちを見て、教える側としてはとても嬉しかったです。このような形で子どもと接する機会はめったにないので、大変貴重な体験をさせていただきました。
花火大会
みんなに作ってもらった花火で花火大会を開催しました。花火が上がる度に、みんな声を出して喜んでくれました。お母さんやお父さんも、子どもたちの作った花火を撮影して一緒に楽しんでいただけました。
VR体験
今回はVR(バーチャル・リアリティ)体験もご用意し、みんなに作ってもらった花火をVRでも打ち上げました。VRをはじめて体験する方も多く、VR体験後はみなさん興奮気味でした。
はじめての試みでしたが、多くの方に体験していただき、大変嬉しかったです。
おわりの会
最後に、当日撮影した写真でスライドショーを作成し、エンドロールとしてプレゼントしました。子どもたちの真剣な表情、キラキラした笑顔、そしてご両親の子どもたちを見つめる微笑みが印象的なエンドロールでした。このサプライズにはみなさん喜んでいただけたのではないでしょうか。
以上で体験は終了となります。お土産として、机の飾りつけやドリルなどをお持ち帰りいただきました。たくさんの方にフォトスペースで記念写真を撮っていただけて嬉しかったです。今回の体験でプログラムやデザインに興味を持ってもらうきっかけになることを願っています。
おやこもの作りたいけん実施後に回答していただいたアンケート結果【子ども編】
今回のおやこもの作りたいけんの後に、参加していただいた子どもたちと保護者の方々に、アンケートの記入をお願いしました。その結果を集計いたしましたので、まずは参加してくれた子どもたちの結果からご覧ください。
参加してくれた子どもの年齢比率
今回は小学3年生~6年生を対象としており、8歳と10歳の子どもたちの応募が多かったです。
Q1.今日のおやこもの作りたいけんは、たのしかったですか?
参加してくれた子どもたち全員に楽しんでいただけた様で、大変うれしく思います。
Q2.プログラミングはたのしかったですか?
80%の子どもたちに、プログラミングを楽しいと感じてもらうことができました。
難しかったと回答している子の中には、難しかった、だから楽しい! と書いてくれている子もいました。よりよい物を作るため、今後も精進していこうと思います。
Q3.またおやこもの作りたいけんへ参加したいですか?
参加してくれた子どもたち全員がまた参加したいと思ってもらえました。また次回への意欲となりました。
Q4.プログラミングの他に、やってみたい体験はありますか?
多く意見が上がったのはアニメーションの作成とゲームの作成でした。子どもたちの身近にある物を自分でも作ってみたい、と考える子どもたちが多い様に感じました。
Q5.感想など、自由に書いてください。
- 花火を作ったのは初めてなのでとても楽しかったです。
- いろいろな種類の花火があって、もっとたくさん作りたかった。
- カラフルな花火をつくることができ、とても楽しかったです。
- 自分でいろいろな花火が作れて楽しかった。
- すごく楽しかったのでまたやりたいと思った。
- VRが楽しかったです。また来年もやりたいです。
- 今までのプログラミングより楽しかった。
- 自分で作ることができてよかった。
- もう一回やりたい。
- 面白かったです。
自由に記入する欄にも、本当に嬉しいコメントをいただきました。
おやこもの作り体験実施後に回答していただいたアンケート結果【保護者編】
続いて保護者の方々のアンケート結果をご紹介します。
Q1.本日のおやこもの作りたいけんはいかがでしたか?
子ども編に続き、保護者編でも100%となり、全ての方にご満足いただける結果となりました。非常にうれしい結果となり、スタッフ一同喜んでいます。
Q2.スタッフの対応はいかがでしたか?
スタッフの対応についても、全ての方にご満足いただけたようです! 私たちの中の反省点を活かしつつ、次回もご満足いただけるよう精進しようと思います。
Q3.有料でもプログラムをお子様に習わせたいですか?
ほとんどの方が有料でもプログラミングを習わせたいと考えているようでした。習い事としてのプログラムへの意識は高まっているようです。
プログラミングでは、プログラムの技術だけではなく考える力を養うことにもつながるので、エンジニアを目指している子どもたちではなくてもおすすめです。
Q4.有料の場合いくらまで許容しますか?
金額は一般的な習い事と同様に1万円ぐらいまでが、許容範囲という結果となりました。5千円以下だと習わせやすいのではないでしょうか。
Q5.次回行ってほしい体験などありましたらご記入ください。
- 今日のようなものを春休みにもやってほしい。中学生向けにもやってほしい。
- プログラミングに興味があるので色々な種類のプログラミング体験ができればいいと思います。
- レベル別の体験プログラム
- 季節に合った作品創作はすごくいいと思いました。プログラミングしたのが実際の物として目に見える形で動くと面白いかもと思います。
- 定期的に体験してもう少し深い学びができるプログラムがあるといいと思う。
- ロボットプログラミング
まとめ
アンケート結果から、みなさまにご満足いただけたという事が明確に伝わり、大変うれしく思います。
私たちエンジニアにとっても、子供たちにどう説明したらわかりやすいだろうか、と考えることは、改めてプログラムについて考える良い機会になりました。今後も子供たちにプログラムやデザインに触れる体験を提供しつつ、大人や私たちも楽しめる体験作りを続けていきたいと思います。
今回、ご参加いただいたみなさま、また、ご応募いただいたみなさま、本当にありがとうございました!
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