「平成28年度バーチャルパワープラント構築実証事業」 アグリゲーターシステムの構築

株式会社AMG Solution(本社:東京都港区、代表取締役社長:青柳 雄飛、以下「AMG Solution」という)は、SBエナジー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:孫 正義、以下「SBエナジー」という)が行った「平成28年度バーチャルパワープラント構築実証事業」(以下、「VPP実証事業」という)において、SBエナジーからの受託によりアグリゲーターシステムを開発しました。

SBエナジーはVPP実証事業において、蓄電池や電気自動車など需要家に設置された蓄電設備と再生可能エネルギー発電設備をあたかも1つの発電所のように統合的に制御することを検証しており、AMG Solutionはそのアグリゲーターシステムの開発を担いました。

尚、VPP実証事業については下記をご参考ください。
http://www.sbenergy.co.jp/ja/news/press/2016/0729_110000.html

アグリゲーターシステムの特徴

・複数のシステムとのインターフェースを保有

本システムでは、電力会社、発電設備、蓄電設備の3種類のシステムとの間にインターフェースを保有しています。電力会社から出力抑制指令を受信し、発電設備と蓄電設備に遠隔制御指令を送信することができます。

・抑制を回避して、発電機会を最大化

蓄電設備を制御することで、需要側のコントロールを行い、電力受給バランスの調整を図ることができます。これにより、発電機会の損失を回避し、発電設備の活用最大化を目指します。

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電力事業におけるAMG Solutionの取り組み

AMG Solutionでは、新電力会社向けのシステム開発に注力しているとともに、ADR(Automated Demand Response)のためのメッセージ交換プロトコルであるOpenADR2.0bの認証を受けた製品、『CODE-ADRe』の販売を行う等、電力事業に関わるシステムに対しての実績をもっています。

その他、自動プログラム生成ツールである当社製品の『CODEMATIC』を採用することで、工数の削減に寄与しております。

これまで培ったノウハウをもとに、電力事業に貢献するシステム構築支援の強化を目指していきます。

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