Road To And More Good Solution 地球上の誰かがふと思った「AMGの名前の由来ってなんだろう」

こんにちは、上野です。

このブログもはじまって、早いもので1年が経過しました。

当初は「ネタ切れで半年くらいで終わってしまうのでは」という懸念もありましたが、みんな通常業務で忙しい中、頑張って書いてますね。本当に感謝です。

ブログ開始のきっかけは昨年、ホームページをリニューアルする際に、会社のことをもっと知ってもらうために、何か新しいコンテンツをいれようという事で始まりました。

記念すべき、第1号記事は代表取締役社長の青柳の記事です。
「ROAD TO 企業理念」 改革の一歩目! 企業理念を再定義する

ホームページをリニューアルするだけでなく、新体制になった事もあり、企業理念を見直し、わかりやすく、伝わりやすい内容に再定義しました。

実はそのタイミングで「And More Good Solution」という弊社の社名の意味も再定義していました。

今回は「And More Good Solution」ができるまでについてお話したいと思います。

当初は全く違う意味だった

話は会社設立前にまで遡ります。
設立時は役員は現在の3名+前代表取締役で4名いました。
会社を立ち上げるにあたり、「こういう会社にしたい」という議論はよくしてました。
熱くなって、結局朝まで議論してたなんて事もよくありました。
その甲斐あって、会社の基本理念はその頃から変わってません。

ただ、会社の基本理念や方針を決めたり、設立に向けての準備に追われて、会社名をどうするのかって事は後回しにしていたんですよね。

会社名については結構悩んだ覚えがあります。
結局、AMG Solutionという名前は前代表が命名しました。

すぐにAMGはどういう意味ですか?と訊ねました。

Aoyagi   (青柳 雄飛)

Masayuki  (上野 将幸)

Gussan   (山口 博史)

これが当初の会社名の由来です。
最初は冗談かと思いましたが、どうやら本心のようです。
「安易なんじゃないか、いやこれは斬新なのか」なんて自問自答しましたが、当時の私は、

「AMG(エーエムジー)って呼びやすいし正直、基本理念と方針さえしっかりしていれば『(会社の)名前なんてどうでもいい』なんて、寄生獣のパラサイトと同じように思っていたので特に異論もなく、このまま決定となりました。

困ったのは、設立後です。
新規取引となるお客様から必ずと言っていいほど以下の質問をうけました。

     

  • メルセデスAMG(アーマーゲー)とは何か関わりがあるの?
  • この質問が一番多かったですね。
    弊社とメルセデスAMGとは資本関係もありませんし、取引もありません。

     

  • AMGってどういう意味?
  • 前述した由来を伝えても、「ふざけないで、ちゃんと教えて」と言われてしまいます。
    ふざけているつもりはないんですが、まぁそうなりますよね。
    場合によっては、言った自分がスベってると思われてしまうので困ったものです。
    だんだんと、「特に意味はないんです」と答えるようになっていきました。

でも、これではイカンなと思い、社名を変えずに意味だけ再定義しようと決意しました。
一人会議を行って、候補案をだしていこうと思います。
2~3案をだして、他の役員に提案する事が目標です。

まずは、Aoyagiを変えずに考えてみる

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さぁ、大好きなBOSSカフェオレを用意して案だし開始です。

最初から、色々と考えてもまとまらないので、まずは今までの由来を踏襲して、AをAoyagi(青柳)で固定して案だししていきます。まずは、思いつくままペンを走らせていこうと思います。

※日本語訳はGoogle翻訳の訳をそのまま表示しています。

Aoyagi Management Garden

(青柳管理の庭)

うーん、よく意味がわからないですね。
システム会社感がありません。
「盆栽やっている人かな?」と誤解をうけてしまいそうです。

Aoyagi Manager Guy

(青柳マネージャーの男)

青柳は代表取締役社長なのに役職が変わってしまいましたね。
なんとなく、「青柳に男性の恋人がいるのでは?」と誤解をうけてしまいそうです。

そもそも、私のボキャブラリーでは、よい単語がでてきませんね。
ここでルールを変更して、『ローマ字表記有り』にしてみます。

Aoyagi Maji Gomi

(青柳 まじ ゴミ)

Aoyagi Mada Gaki

(青柳 まだ ガキ)

青柳とは良い関係を築けていると自負していますし、特になんの不満もないのに、とたんに悪口がでてきました。
これが私の深層心理の想いなんでしょうか。そんなはずはありません。

ただ、とても楽しい気分なのは、何故なんでしょう。
笑顔がこぼれてしまいます。とても愉快です。
私自身の性格の歪みを感じずにはいられません。
青柳からの信頼を失いかねないので、この案はボツにします。

こんな調子ではいけません。
一旦、タバコを吸って休憩し頭を切り替えます。

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次に、Gussanをベースに考えてみる

さぁ、休憩も終わり案だし再開です。

一旦、青柳をベースに考えるのは良い方向に行きそうにありませんので、
仕切りなおして、GをGussan(山口)に固定して案だししていきたいと思います。

Are Majika Gussan

(あれ?マジか!ぐっさん!)

ぐっさんのミスが見つかった時に青柳がつぶやいている言葉ですね。
サーバの設定ミスなんですかね。
よく聞くので、すぐこれが出てきました。

Aitsu Matakayo Gussan

(アイツ、またかよ!ぐっさん!)

また、ぐっさんのミスが見つかったようですね。
青柳がかなり怒ってます。
ケアレスミスをなくすためにも、作業後の確認はしっかり実施して頂きたいものです。

誤解のないように言っておくと、ぐっさんはミスが多いわけではないんです。
タスク量がかなり多いため、作業が深夜までになるためどうしてもミスがあるんです。
人間なので、誰でも間違いはあります。
それをフォローしながら作業を進めていく事が重要だと思います。

Anatano Matino Gussandesu

(あなたの 街の ぐっさんです)

ぐっさんが全国各地に飛び回って、地域活性化に取り組みそうです。
地元の名産とかをおいしく召し上がったりするんでしょうね。
なかなかよいキャッチフレーズだと思います。
ただ、会社名を検討しているのでボツですね。

なかなか良い案がでてきません。
一旦、お菓子を食べながら休憩です。

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一番やりたくなかった、Masayukiをベースに考えてみる

できればこれは避けたかったですが、自分の名前である
MをMasayukiに固定して案だししてみようと思います。

前回までの反省で、やはり『ローマ字有り』は自由度が高すぎるので、英語のみでいこうと思います。

まずは、Masayukiから連想されるAとGの英単語を並べてみます。

  • ability(能力、才能、力量)
  • angel(天使)
  • active(活発な、積極的な)
  • good(良い)
  • grace(優美、上品、美しさ)
  • glory (栄光)
  • genius(才能、天分、天才)
  • gentleman(紳士)

なんて事でしょう。
テーマを変えた途端、先ほどまで思いつかなかったステキな単語があふれてきます。
人間の脳とは不思議なものです。

たくさんネタはでましたが、ここでずっと心の中で蓋をしていた声に耳を傾けてみます。

「そもそも、会社名に人名をいれない方がよいのではないか」

そうなんです、うすうす気づいてはいたんです。
全く新しい方法で考えた方がよいのではと、Aoyagiで案だししていた段階で思っていました。

ここで、途端に集中力がきれました。
「今度行くフェスの出演アーティストって、全組決まったのかな」

集中力がきれると、雑念が入ってきます。
とりあえず、気になるのでiPhoneで出演アーティストだけチェックしてみます。

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調べた結果、まだ最終発表はされていませんでした。

その時、気になる単語が目に飛び込んできました。
『and more…』

(あれ、これって。)
(さっき出てきた単語を足してみよう)

and more good

And More Good Solution

(そして、より良い解決策)

これだ!って思いました。
うちの会社にピッタリだと思いました。

3案くらい考えようと思いましたが、これ以外ないと思いました。
決して面倒くさかったわけではありません。

他の役員2人にLINEで連絡して、すぐに承認してもらいました。
「シンプルでいいね」と言ってくれました。
検討段階でさんざん弄んだのに、なんてよい人達なのでしょう。
私はそんな2人が大好きです。

最後に

多少の省略はありますが、ノンフィクションです。
教訓は「机の前で考えこむよりも、普段の生活の何気ないきっかけからの方がよいアイディアが生まれる」という事でした。

もちろん、机の前で考える事も大切だし、その方が上手くいく方もいると思います。
私が向いてないというだけです。

これからも、しっかり遊んで休憩して、質のよい仕事につなげていきたいと思います。

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あー、今日もタバコがうまい。

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