Python入門! サードパーティライブラリの使い方

こんにちは、昼間です。
 
前回、Pythonの標準ライブラリの使い方をご紹介しました。今回は、サードパーティーライブラリの使い方と便利なサードパーティーライブラリの一部をご紹介します。

サードパーティライブラリとは

Pythonには標準ライブラリ以外にも、企業や個人、コミュニティなどで開発して公開しているライブラリがあります。サードパーティのPytonパッケージは、  PyPI というサイトで公開されています。ここで必要なパッケージを探すことができます。

サードパーティライブラリの使い方

PyPIのサイトから必要なパッケージを検索します。検索結果の左上の方に記載されているコマンドをコマンドラインにコピペして実行すればインストールできます。

pip install ライブラリ名/モジュール名

pipコマンドを利用してパッケージをインストールします。pipコマンドはPythonをインストールしたら使えるようになっています。インストールが完了したら、以下のようにコードを記述してモジュールを利用することができます。
import ライブラリ名/モジュール名

今回は、様々あるサードパーティライブラリの中から便利なライブラリ、dateutil、numpyをご紹介します。

dateutilモジュール

python-dateutil
 
dateutilは、日付に関する外部ライブラリです。dateutilの主な機能は現在時刻の取得や日付の足し算と引き算です。以下の例では、本日の日付に「3か月」足し算した日付を出しています。

from dateutil.relativedelta import relativedelta

today = datetime.date.today()
print(today)
print(today + relativedelta(months=+3))

実行結果は以下になります。
2023-11-22
2024-2-22

numpyモジュール

numpy
 
科学技術計算などで使われる外部ライブラリです。配列や行列の演算を高速で行うことができ、非常に人気のあるライブラリでもあります。以下の例では、配列の各要素を定数倍しています。

import numpy as np

n_array = np.array([[1,2,3],[4,5,6]])
print(n_array * 5)

実行結果は以下になります。
[[ 5 10 15]
[20 25 30]]

まとめ

いかがでしたか。Pythonのサードパーティライブラリの使い方をご紹介しました。他にも様々なライブラリがありますので、いろいろ試してみてください。
 
 
 
 
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