【Linuxコマンド:chmod】ファイルのみ、フォルダのみ権限を再帰的に変える方法

どうもこんにちは。三宮です。
 
chmodはよく使うコマンドですが、環境構築をする際など、フォルダだけ権限変更したい……といった場面がよくあります。今回はファイルのみ、フォルダ(ディレクトリ)のみの権限を変更する方法をメモしておきます。

フォルダ(ディレクトリ)のみ再帰的に権限を変更する

現在のディレクトリ配下の、ディレクトリのみ再帰的に755へ変更する場合

find . -type d -print | xargs chmod 755

ファイルのみ再帰的に権限を変更する

現在のディレクトリ配下の、ファイルのみ再帰的に755へ変更する場合

find . -type f -print | xargs chmod 755

chmodの番号の意味

r(読み取り権限)・・・4
w(書き込み権限)・・・2
x(実行権限)  ・・・1

権限を754に設定した場合
上記の3つの権限を足し合わせた数が、それぞれのユーザーに付与される番号になります。

7(所有者権限) ・・・rwx(読み取り+書き込み+実行)
5(グループ権限)・・・rx(読み取り+実行)
4(その他権限) ・・・r(読み取り)

その他のchmodオプション

オプション 内容
-R ディレクトリ内の権限を再帰的に変更する。
-c コマンド実行時に変更があった際に結果を表示する。
-v コマンド実行時に詳細を表示する。

最後に

便利なコマンドは今後もまとめていこうと思います。
それではまた。
 
 
 
 
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