技術
2023.5.24(Wed)
Vue.jsベースのフレームワーク! Nuxt3入門《Vuetify3導入》
目次
こんにちは、樋口です。
今回は前回のVue.jsベースのフレームワーク! Nuxt3入門《新規プロジェクトの作成》 に引き続き、Nuxt3利用にあたり必要なライブラリのインストールを行っていきます。よろしくお願いいたします。
追加ライブラリ
今回は、前回作成したプロジェクトに、Vuetify3を導入していきます。
導入の為、下記ライブラリを追加していきます。
- sass
- vuetify@next
- vite-plugin-vuetify
上記ライブラリを下記コマンドでインストールします。
npm install -D vuetify@next sass vite-plugin-vuetify
Vuetify3設定
次にNuxt3にVuetify3の設定をしていきます。
必要フォルダの作成
ルート直下に新規で下記フォルダを作成していきます。
- assets
- plugins
sample-project
|- .nuxt
|- assets ← 新規作成
|- vuetify.ts
|- layouts
|- node_modules
|- plugins ← 新規作成
|- main.scss
|- .gitignore
…
vuetify.tsの作成
次に「assets」の中に「vuetify.ts」を作成します。そして、下記内容を記載し保存します。
– vuetify.ts
import { createVuetify } from 'vuetify' import * as components from 'vuetify/components' import * as directives from 'vuetify/directives' export default defineNuxtPlugin(nuxtApp => { const vuetify = createVuetify({ ssr: true, components, directives, }) nuxtApp.vueApp.use(vuetify) })
main.scssの作成
次に「assets」の中に「main.scss」を作成します。
そして、下記内容を記載し保存します。
@use "vuetify/lib/styles/main.sass";
nuxt.config.tsの追記
最後に「nuxt.config.ts」に、下記内容を記載し保存します。
import { defineNuxtConfig } from 'nuxt/config' export default defineNuxtConfig({ css: ['vuetify/lib/styles/main.sass'], build: { transpile: ['vuetify'] }, vite: { define: { 'process.env.DEBUG': false, } } })
Vuetify3導入確認
動作確認の為「app.vue」の中身を下記内容に変更します。
<template> <div> <v-container> <v-btn depressed color="blue-grey" > Vuetify3確認 </v-btn> </v-container> </div> </template>
次に以下のコマンドを実行します。
「npm run dev」
ブラウザでhttp://localhost:3000 にアクセスし、ページを確認してみましょう。以下のサンプルページが表示されたら、Vuetify3のボタンが表示されているので、導入完了です。
最後に
今回紹介した手順で、Nuxt3にVuetify3の導入を行うことができました。次回はNuxt3でのフォルダ階層の説明と、作成についてお話していきます。
次回もよろしくお願いします。
それではまた。
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ITエンジニアリング事業部
アシスタントマネージャー I.Higuchi 技術を中心に、言語の入門編や便利なライブラリ紹介など、技術のお役立ち情報をご紹介します。
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