Angular入門! 環境構築からプロジェクト実行までの手順をご紹介します

こんにちは、昼間です。
 
今回はWindowsでのAngularのインストールから、アプリの作成から実行までを行っていきます。少し長くなりますが、よろしくお願いいたします。

Angular(アンギュラー)は、Googleと個人や企業のコミュニティによって開発されているTypeScriptベースのオープンソースのフロントエンドWebアプリケーションフレームワークである。

Wikipedia

要するに、「Angualr」を使うだけでwebアプリの開発ができます。

今回の説明で使用している開発環境は以下のとおりです。

Node.js
17.3.0
OS
Windows 10 Pro 64ビット
Angular
13.0.0

Angularでは、主にTypeScriptを使用して開発を行います。JavaScript、TypeScriptを使用して開発を行う場合、Node.jsのインストールが基本となってきます。
 
Node.jsをインストールすることでnpmコマンドが使用可能になります。npmコマンドを用いることによってライブラリなどのインストール、管理が容易になります。
 
Node.jsのインストールについては、以下を参照してください。
噂のNode.jsをはじめてみよう! WindowsにNode.jsをインストールして環境構築

 
インストール完了後、コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行して、Node.jsがダウンロードされているか確認しましょう。

C:\Users>node -v
v17.3.0

これで、npmコマンドが使用可能になりました。

Angular CLIをインストールします。以下のコマンドでAngular CLIをインストールできます。

npm install -g @angular/cli

以上でAngular CLIを利用する準備は完了です。正しくインストール出来ていることを確認するために、実際にアプリの作成、実行してみましょう。
 
今回は「C:\data」フォルダ配下にmy-cliという名前でアプリを作成します。フォルダを移動しng -newコマンドを実行してください。

C:\Users>cd C:\data
C:\Users>ng new my-cli
? Would you like to add Angular routing? Yes
? Which stylesheet format would you like to use?
> CSS
SCSS [ http://sass-lang.com ]
SASS [ http://sass-lang.com ]
LESS [ http://lesscss.org ]
Stylus [ http://stylus-lang.com ]

アプリを実行するには、ng serveコマンドを利用します。– openオプションは、アプリを実行する際にブラウザも自動起動しなさい、という意味です。

C:\Users>ng serve --open


ブラウザで上記の画面が表示されたら成功です。

今回紹介した手順で、Angularの実行環境が整います。
 
次回は、今回インストールされたAngularのプロジェクト構成について説明していきます。
 
 
 
 
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