お知らせ
2023.12.5(Tue)
目次
こんにちは。ぐっさんです。
Webアプリケーション開発では、必ずでてくるサーバーですが、ほとんどがクラウドサービスの利用となっています。そこで、今回はAWSで環境を構築していく方法をご紹介したいと思います。
今回のテーマは、CloudWatchでディスク容量とメモリを監視するです。
CPUの使用率は標準で用意されているのですが、なぜかディスク容量やメモリは、標準で用意されていません。少し手間をかけて設定する必要があります。
必要ライブラリのインストールをします。
sudo yum install perl-Switch perl-DateTime perl-Sys-Syslog perl-LWP-Protocol-https -y
まずは、 AWSが提供しているスクリプトをインストールします。
cd # ダウンロード curl https://aws-cloudwatch.s3.amazonaws.com/downloads/CloudWatchMonitoringScripts-1.2.2.zip -O # 展開 unzip CloudWatchMonitoringScripts-1.2.2.zip # 移動 cd aws-scripts-mon
AWSAccessKeyId=[アクセスキーID] AWSSecretKey=[シークレットキー]
./mon-put-instance-data.pl --mem-util --swap-util --disk-space-util --disk-path=/ --verify
sudo yum install -y perl-Digest-SHA
*/5 * * * * /home/ec2-user/aws-scripts-mon/mon-put-instance-data.pl --mem-util --swap-util --disk-space-util --disk-path=/ --from-cron
CRONの設定が完了すると少し反映に時間がかかりますが、CloudWatchのメトリクスで、「カスタム名前空間」の区分の中に「System/Linux」が表示されます。
「System/Linux」をクリックすると下記のようなメトリクスが表示されます。それぞれをクリックすると、ディスク容量やメモリ使用率などのDiskSpaceUtilization、MemoryUtilizationというメトリクス名がありますので、このメトリクスを使って、監視設定をすることができます。
いかがでしたでしょうか。
サーバーの状態を把握し、問題が発生した際には、すぐ対応したいですね。
それでは、良いサーバーライフを。
《関連記事》