難しくないコミュニケーション講座! プラスのストローク
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こんにちは、林です。
さて、今年1本目のブログは、昨年11月に行われた合同LT会にて発表した、「プラスのストローク」についてご紹介したいと思います。
ストロークとは?
笑顔やスキンシップなどの人との前向きな触れ合いを、心理学用語では「ストローク」と言います。
たとえば上司や先輩に褒められたとき、うれしい気持ちになりませんか?
受け取った相手が何かあたたかい気持ちになれば、それはプラスのストロークと言えます。
反対に、気持ちが沈んでしまうような行いはマイナスのストロークとなります。
ストロークの効果
では、ストロークを受け取ったときどのような効果があるのでしょうか。
プラスとマイナスのストロークを対比してみてみましょう。
<プラスのストローク>
1.気持ちがよくなる
2.元気になれる
3.前向きになれる<マイナスのストローク>
1.不快になる
2.気持ちが沈む
3.意欲が低下する
言わずもがな、といった感じではありますが、プラスのストロークの効果は良いことづくめですね。
なにより、前向きになれる、というのは意欲をもって行動できることにもつながります。
何事もやる気を持って取り組むことは、自身のレベルアップにもなりますし、周りからの評価も上がるかもしれません。
ストロークの種類
先に述べたように、ストロークにはプラスとなるものとマイナスとなるものがあります。
さらにそれぞれ、肉体的ストローク(タッチストローク)と心理的ストロークに分けられます。
プラスのストローク
-肉体的ストローク
・なでる
・握手
・さする
・手当てする
など-心理的ストローク
・褒める
・うなずく
・話を聞く
・励ます
・挨拶する
・話しかける
など
マイナスのストローク
-肉体的ストローク
・叩く
・正座させる
・立たせる
など-心理的ストローク
・叱る
・注意、忠告する
・反対する
など
「叱ること」「注意すること」をマイナスのストロークとして挙げていますが、物事においてそうしなければならない場面はもちろんあります。
ここで気を付けなければならないのは、あくまで行為・行動に対して注意するのであって、その人の人格を否定してはいけないということです。
ストロークは対人関係を豊かにするためのものです。
必要以上の叱責は、その人自身の存在や価値を認めない行いとなってしまうので注意しましょう。
ストロークを受け取ったとき
ここまではストロークを自分から相手に投げかける側としてお話してきましたが、逆に、相手から自分がプラスのストロークを受け取った場合はどうすれば良いでしょうか?
答えは簡単。
「ありがとう」と返してあげてください。
褒められたり励まされたりしたとき、みなさんも無意識に返している言葉だとは思いますが、相手からの好意を素直に受け取り、言葉として返すことはプラスのストロークのお返しにもなります。
まとめ
学生でも社会人でも、生活していくなかでたくさんの人と関わりがあります。
その人たちとどうやってコミュニケーションを取れば良いかは、私を含め、課題の常かと思います。
今回ご紹介した内容は特別難しいものではないかと思うので、ぜひ実践してみてください。
少し意識するだけで、人との関わり方や受け取ってもらえる印象は変わるはず。
今年は1歩進んだ自分を目指してみてはいかがでしょうか?