いまだからこそ重要で難しいことに取り組む! AMG8期目のテーマとは!?

AMGでは7期よりその1年のテーマを打ち出し、力を入れて取り組んでいます。
昨期のテーマ(AMGでは、7月から6月を1期としています)は、認知ということでブログやプレスリリース、製品ページの新規立ち上げや、システムエンジニア能力診断のリニューアル等に取り組んできました。

今回は、8期目のテーマを紹介したいと思います。

8期のテーマは「関係性の強化」

2016年7月から取り組んでいるテーマは、「関係性の強化」です。

簡単に言ってしまうと「自分と関係のあるアクターを認識し、良い関係性を築いていきましょう」ということです。

自分と関係のあるアクター

普段の業務であれば、良い関係性を築くことによりプロジェクトの生産性を高めようということです。
この関係性と生産性の関係をGoogleが実験していたものがあるので、紹介していきます。

Googleが実施した生産性の高い働き方を提案するプロジェクト・アリストテレスとは

プロジェクト・アリストテレスとは

米Googleによって2012年に実施された生産性向上計画で、グーグル社内にある180個のチームを調査し、生産性の高いチームとそうでないチームの違いを見つけだし、その結果を分析し、より生産性の高い働き方を提案することが目的でした。

“What Google Learned From Its Quest to Build the Perfect Team” The New York Times, FEB. 25, 2016

このプロジェクトアリストテレスによって得られた結果とは

成功に必要なのは、「チームに誰がいるか」でもなく、「ルール」でもなく、「働き方」でもありませんでした。
必要な要素は、「心理的安定性」だったということです。

成功しているチームには、こんなことを言ったら馬鹿にされるのではないかとか、怒られるのではないかという不安が払拭され、心理的安定性がもたらされているということでした。

よくいわれる「空気」がチームとしてのパフォーマンスに影響を与えているということです。

なぜいまお互いの関係性が重要なのか

SNSが流行し、個人の情報が色々な方法で発信されている現代では、他人のことを知るのは、そんなに難しいことではなくなりました。
しかし、その知ったというのは、本当の意味で相手のことを理解しているということとは、別のことだと思っています。

その逆も同じで、本来の自分を相手に知ってもらうというのも、とても勇気のいることだと思っています。
双方が相手のことを理解しようと努力し、受け入れる強さがなければ成り立たないことだと思います。

関係性の強化が目指すのは

関係性の強化が目指すのは、まず深さです。

関係の深さ

相手を理解した気になっている状況から、2歩進んで良好な関係を築けている状態を目指します。
しかしその先には、本当に個人的な部分もあると思います。
そこまで踏み入らずに、互いを深く理解できる状態を構築する必要があります。

そのためには、ある程度話しを繰り返し、時間をかけていく必要があります。
その時間を惜しまず、投資することが結果的に生産性をあげることにもつながっていきます。

まとめ

8期のテーマとして「関係性の強化」を掲げていますが、このテーマは1年で達成できるものではないと思っています。
新しい仲間が増えれば、また新たに取り組む必要があり、何年もかけて進めていく必要があると思っています。
もちろん全ての社員が同じようにできるはずもなく、それぞれの方法がでてくると思っています。

しかし根底にあるのは、お互いのことを理解しようとし、受け入れる強さを持っていれば、困難を乗り越えられるのではないかという信念です。

これはAMGの企業理念にもつながることだと思っています。

Our belief is to deliver a smile to everyone.
私たちは、仲間を笑顔にするという信念を持っています。

あとがき

今期のテーマは「関係性の強化」と日本語で表現しましたが、素案の時点では「Strengthening of relationship」でした。
上野さんから、それだと頭に入ってこないという意見をもらって日本語にしました。

関係を表すリレーションという言葉は、RDBを使用することの多い私たちなら、しっくりくるかと思いましたが、普段からキーワードのように言葉にするには、「関係性の強化」のほうが良かったと思っています。

自分の中ではリレーションと聞くと、いまでもglobeのRelationというアルバムを思い出します。

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