ちょうどいいところに、ちょうどいいお店、UNI STANDのちょうどいい店長に聞きました

こんにちは。広報担当の横尾です。

先日、井の頭公園内のジブリ美術館近くにあるUNI STANDの店長、小山さんにお話を伺ってきました。

UNI STANDは、AMGのシステムエンジニア能力診断のリニューアルをしてくださったUNIELさんが空間や内装まで全てプロデュースし、インテリア制作もおこなっています。

半地下にありますが暖かい雰囲気でつつまれている空間で、日本茶とコーヒーを扱う珍しいお店です。
日本茶を茶葉から丁寧に淹れてくださる様子は、他のカフェではなかなか見られないのではないでしょうか。

今回は、そんなUNI STANDのお話をご紹介します。

日本茶っておもしろい

－小山さんが日本茶に行き着くまでの経緯を教えて下さい

以前はバリスタをやりたくて、バリスタのポジションがあるイタリアンレストランで働いていました。
そのときに、自分のお店を持ちたいという思いがあったので、いろんなカフェを巡っていたんですよ。

カフェ巡りをする中で、たまたま日本茶カフェと言われるお店に入ったんです。
それが家庭で飲んでいたお茶とは違う、今までに飲んだことがないようなお茶で、日本茶っておもしろい！ と感じて、そこからだんだん日本茶の方に入っていきました。

－日本茶を扱っているカフェは少ないんですか？

コーヒーはいろんなお店で学ぶことができたんですけど、日本茶のカフェを巡ろうと思ったら全然ないですね。
コーヒーのように、フルサービスみたいな形でサーブしてくれるところはなかなかなかったので、日本茶ってなんでこんなに少ないんだろうって。
しかもお店によって全然味が違って、なんでこんなに違うんだろうって感じました。

バリスタのお茶バージョン「茶リスタ」

－ご自身のことを「茶リスタ」と呼ばれていますが、「茶リスタ」とは？

バリスタのお茶バージョンですね。
コーヒーやワインはバリスタやソムリエっていう、淹れ手の方に名前があるんですけど、日本茶の世界だと淹れ手の方に名前がないんですよ。

日本茶の淹れ手にも名前を付けたいなと思って、ただの淹れ手じゃつまらないし、日本茶のスペシャリストとかもつまらないし。
もともとバリスタを目指していたっていうのもあって、「茶リスタ」って名前を勝手につけました。

なので、完全に造語です。
ネットで調べても茶リスタを名乗っているのは、僕しかいないんじゃないかなと思います。

－それでは、「茶リスタ」の第一人者というわけですね！

第一人者といっていいかはわからないですけど、ここから派生していってくれれば第一人者になりますね。
茶リストの輪が広がってくれると嬉しいです。

ちょうどいいところにある、ちょうどいいお店が「UNI STAND」

－UNI STANDはどんな空間ですか？

コンセプトとして「ちょうど良いところ」というのがあります。
吉祥寺や三鷹の駅からは少し離れてはいるんですけど、散歩とかそういう道すがらにちょうど良い場所かなと。

地域の方に対しても駅に行く途中だったり、井の頭公園に行く途中だったりのちょうど良いところっていうのがあるので、そういったコンセプトのもとでこのお店は作られています。
これから先も地域の方やたまたま吉祥寺に来られた方、井の頭公園に来られた方の「ちょうど良いところ」を目指してやっていきたいなと思っています。

－お客さんはどういう方が多いですか？

近くにジブリの美術館があるので、そこを訪れるお客さまが多いです。
こちらから駅側だと公園しかなくなってしまうので、結構立ち寄って頂けますね。

抹茶本来の甘味、旨味、渋みを楽しめる「宇治抹茶オレ」

－おすすめのメニューを教えて下さい。

コーヒーと日本茶を扱っているので、よくどっちがメインですか？ って質問されますが、正式にはどちらもメインです。
頼まれるお客さまも半々くらいで、コーヒーも日本茶も飲んでいただいてますね。

その中でおすすめとなると、宇治抹茶オレになりますね。
僕が日本茶をやっていたっていうのもありますし、他でも味わえないというところもあります。

UNI STANDでは、単一農家さんの茶葉を扱わせていただいているんですが、お抹茶で単一の農家さんというのは他のお店だとあまり扱っていないと思います。
宇治抹茶オレには、ほとんど砂糖がはいっていないので、抹茶本来の甘味だったり、旨味であったり、渋みであったりを楽しんでいただけます。
ミルクの混ざったオレになりますので、抹茶単体ではきついなって方でも飲みやすいと思います。

まとめ