【エラー解決方法】JRE or JDK must be available in order to run Eclipse を解決する方法

こんにちは! 西村です。
 
Javaを更新後、Eclipseを起動したときにエラー「JRE or JDK must be available in order to run Eclipse」が発生して起動できないことがあります。結論からお伝えすると、eclipse.iniの参照先のパスを書き換えれば正常に起動できるようになります。
 
環境は下記の通りです。

IDE
Eclipse 2022
JDK
17

エラー内容(JRE or JDK must be available in order to run Eclipse)

Eclipse環境下でJavaのバージョン更新を行ったときに下記のエラーが発生する場合があります。対象のパスにJREもしくはJDKが入っていないという意味です。

A Java Runtime Environment (JRE) or Java Development Kit (JDK)
must be available in order to run Eclipse. No Java virtual machine
was found after searching the following locations:
C:/.../Eclipse/java/11/bin

「JRE or JDK must be available in order to run Eclipse」の原因

エラー「JRE or JDK must be available in order to run Eclipse」が発生する原因は主に2つあります。
 
1:そもそもJREもしくはJDKがインストールされていない
JREがアプリケーションを動かすための実行環境、JDKがJavaの開発を行うための開発環境になります。当然この2つの環境をインストールしていなければEclipseは動きません。
 
2:eclipse.iniに記入された参照パスを間違えている
Eclipseをダウンロードした際に自動的に作成されたeclipse.iniの参照先パスがJREもしくはJDKのパスを見ていない場合があります。
 
私の環境では、2の問題がエラー原因になります。Javaのバージョンを更新したときに、eclipse.iniの参照先が更新前のJDKのパスを参照していて「JREもしくはJDKが存在しない」とエラーが出ていました。

解決方法

私の環境の場合、下記のようにeclipse.iniの-vmオプションを正しくJDKのパスを設定すると、正常に起動できるようになります。
 
修正前

-vm
C:/.../Eclipse/java/11/bin

修正後
-vm
C:/.../Eclipse/java/17/bin

エラーが解決できなかった場、Eclipse内部にキャッシュ情報が残っている可能性があります。キャッシュが残っている場合、eclipse.exeがあるフォルダ内のeclipse.exe -clean.cmd を起動してキャッシュ情報の削除をお試しください。

まとめ

以上がEclipseエラー『JRE or JDK must be available in order to run Eclipse』の対処方法になります。
 
Javaの更新後エラーで起動しなくなったので、Java周りに不備があるのかと思いJDKを入れなおすなどして時間を使ってしまいました。JREをインストールしたのに動かないなどの問題がある方も、同様の原因で起動できないこともあります。
 
 
 
 
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