ブラウザ別キャッシュデータの消し方まとめ
目次
こんにちわ。井上です。
Webシステムを作っていると頻繁に画面やJavaScript、CSSを変更するのですが、稀に変更が画面に反映されないことがあります。「F5」キーを押しても変わりません。
そこで今回は、ブラウザ別のキャッシュの消し方を紹介していきたいと思います。
キャッシュとは
ブラウザーが表示したウェブページのデータを一時的にPCに保存しておく機能です。次に同じページにアクセスした場合に、インターネット上のデータではなく保存しておいたデータを参照するため、すばやく表示することができます。
とても便利な機能ですが、ウェブページに変更があるにも関わらず以前と同じページを表示してしまうこともあります。そのキャッシュを強制的に削除して、再読み込みさせることをスーパーリロードと言います。
それでは日本国内でよく使用されているブラウザのキャッシュクリア方法を紹介していきます。
Microsoft Edge
1.ブラウザの画面右上の「…」をクリックします。
2.メニューから「設定」をクリックします。
3.サイドメニューから「プライバシー、検索、サービス」をクリックします。
4.閲覧データをクリアの「クリアするデータの選択」をクリックします。
5.時間の範囲を「すべての期間」を選択し、キャッシュされた画像とファイルの項目にチェックを入れて、「今すぐクリア」をクリックします。
Internet Explorer
IEのキャッシュクリア方法もご紹介しておきます。
キャッシュの消し方 その1
キー操作だけでキャッシュを消します。
「Ctrl」+「F5」
キャッシュの消し方 その2
ブラウザ右上の「ツール」から「インターネットオプション」を選択します。閲覧の履歴の削除ボタンを押下します。
「インターネット一時ファイルおよびWebサイトのファイル」にチェックをいれておけば、大丈夫でしょう。削除ボタンを押下します。
Google Chrome
Windows編
キャッシュの消し方 その1
キー操作だけでキャッシュを消します。
「Ctrl」+「F5」 または 「Shift」+「F5」
キャッシュの消し方 その2
「F12」を押下し、デベロッパーツールを表示します(表示するだけで使いません)。ブラウザの再読み込みマークを右クリックします。すると「キャッシュの消去とハード再読み込み」というメニューが出てくるので、選択すればOKです。
キャッシュの消し方 その3
設定画面からキャッシュを消します。
「Ctrl」+「Shift」+「Del」で閲覧履歴データ削除画面を開きます。「キャッシュされた画像とファイル」にチェックが入っていれば、大丈夫でしょう。「閲覧履歴データを消去する」ボタンを押下すればOKです。
Mac編
キャッシュの消し方 その1
キー操作だけでキャッシュを消します。
「command」+「R」
キャッシュの消し方 その2、その3
Windows編と同様の方法が使えます。
Fire Fox
Windows編
キャッシュの消し方 その1
キー操作だけでキャッシュを消します。
「Ctrl」+「F5」 または 「Ctrl」+「Shift」+「R」
キャッシュの消し方その2
設定画面からキャッシュを消します。
右上のメニューからオプションを選択します。左側のメニューから詳細を選択し、ネットワークを選択します。キャッシュされたWebページという欄があるので、今すぐ削除ボタンを押下します。
Mac編
キャッシュの消し方 その1
キー操作だけでキャッシュを消します。
「command」+「Shift」+「R」
キャッシュの消し方その2
設定画面からキャッシュを消します。
Windows編と同様の方法が使えます。
safari
キャッシュの消し方 その1
キー操作だけでキャッシュを消します。
「command」+「R」
キャッシュの消し方その2
設定画面からキャッシュを消します。
1.「開発タブ」を表示するようにします。メニューの「Safari」から「環境設定」を選択します。
2.「詳細タブ」を選択して、「メニューバーに”開発”メニューを表示」にチェックを入れます。
3.表示された「開発」タブから「キャッシュを空にする」を選択します。これでキャッシュデータは削除されます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
シェアの高い5つのブラウザについてキャッシュデータの削除方法を紹介しましたが、ブラウザの数はまだまだたくさんあります。全てを紹介するのは難しいので、お時間あるとき調べてみてはいかがでしょうか。
Webシステムを構築する際には、今回紹介したブラウザについては最低限テストをしておきたいですね。