読書の秋到来! AMG社員がオススメする「俺の一冊」(上)
目次
こんにちは。広報担当の横尾です。
秋といえば「読書の秋」ですね。
今回は社員の皆さんにおすすめの本を紹介してもらいました。
本に対する熱い思いとともに、お楽しみください。
ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則
みなさんは自分が毎日働いている会社に対して、いつまで同じ商品を売り続けていくのだろうか、
いつか倒産するのではないかと考えた事がありますか?
ちなみにですが、2014年の倒産企業の平均寿命は23.5年だそうです。
さらに言うとベンチャー企業では10年だと言われているようです。
今回紹介する「ビジョナリー・カンパニー」には、たくさんのライバル企業がいる中で
創業から50年以上経っている企業がなぜ今日まで倒産せず継続してこれたのかを
ライバル企業同士を比較したりしながら解説しています。
・業界で卓越した企業である
・見識のある経営者や企業幹部の間で、広く尊敬されている
・わたしたちが暮らす社会に、消えることのない足跡を残している
・最高経営責任者(CEO)が世代交代している
・1950年以前に設立されている
– 本文引用 ビジョナリー・カンパニーの定義
これらを満たしている企業なんてあるんだろうか?と思いますが世界中にはたくさんあるんですね。
この本の著者はアメリカの方なので、アメリカの企業が主な登場人物になります。
現在では全4冊シリーズ化されています。
それぞれ視点を変えて企業分析されているので、就職活動中の学生や、転職を考えている方におすすめです。
本自体が分厚くて文字数もかなり多めです。
ちょっと気合を入れて読まないと途中で疲れてしまいますが、連休中お時間のある方はぜひ。
《関連書籍》
ビジョナリー・カンパニー 2 – 飛躍の法則
国宝に隠された6つのミステリー 鳥獣戯画の謎
秋は「芸術の秋」でもあります。
鈴虫の声を聴きながら眺める鳥獣戯画、最高です。
特に兎の太もものふさふさが最高です。
国宝「鳥獣戯画」は甲・乙・丙・丁と呼ばれる全4巻で構成されていますが、
この本ではもっとも有名な甲巻を中心に、絵を大きく、見やすく掲載しながら解説しています。
兎と蛙が相撲をしていたりする巻です。
現存する甲巻はばらばらになってしまった絵をつなぎ合せて再構成されているため、
抜けている箇所があったり終わりがなかったりするのですが、各地で見つかった模本による補完で甲巻の最後まで紹介されています。
現存する甲巻の終わりのその先…補完された部分にいる「走り高跳びをする兎と猿」のすごまじい躍動感は
ぜひ確認していただきたいです。なびく兎のふさふさがとてもいいです。
ミステリアスな鳥獣戯画…誰が、何のためにこの絵を描いたのか?等、謎に迫る文章も読みごたえがあります。
枕元に置いて、眠れない夜に眺めるのにおすすめの一冊です。
ダース・ヴェイダーとルーク(4才)
子育て世代のパパにぜひオススメしたい、ルーカスフィルム公認―暗黒卿の子育て絵本。
読み聞かせるつもりで、自分がいちばん楽しんで欲しい一冊です。
もしも、ダース・ヴェイダーが子育てに積極的だったなら
シスの暗黒卿ダース・ヴェイダーは、反乱同盟軍の英雄たちと戦うべく、銀河帝 国軍を率いる。だが、そのまえに、まず4歳の息子、ルーク・スカイウォーカー と 遊んでやる必要がある・・・
-amazon紹介文
『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977年公開)時には既に大人になっている主人公のルーク・スカイウォーカーが子供だったら・・・
という想定で書かれた子育て本です。
自分も3歳の子供に買って読ませて見ましたが、当然スターウォーズを見たことはないので、フォースでものが浮いている絵を見ても意味は全くわかりません。
しかし、もうそういう細かいことはどうでもいいんです。
3日も連続で読み聞かせれば、「これは誰?」と聞けば、「ダース・ヴェイダー」と答えるようになります。
そのやり取りができれば、もう十分でしょう。
あなたにフォースの導きがあらんことを。
《関連書籍》
ダース・ヴェイダーとプリンセス・レイア
頭が良くなる「図解思考」の技術
頭の中を整理する際、内容を図でまとめることで「まとめ易く忘れにくい」整理術を学べます。
メモをとるのが苦手、話の内容をまとめるのが苦手、という方におすすめの一冊です。
話の内容によって使用する図の雛形や簡単差し込みイラストが紹介されているので、
すぐにでも実践できるのがうれしいですね。
ぱっと見難しそうな内容ですが、完全カラーでわかりやすく解説してくれているのですらすらと読めます。
頭がすっきりしている朝に、漫画気分で読んで見ては如何でしょうか。
イチロー262のメッセージ
イチロー選手の名言集。
野球を知らない人でも読むときっと前向きな気持ちになれる、そんな本です。
この本はイチロー選手本人が書いたものではなく、記者会見などで彼が発した言葉を取材した記者がまとめたものです。
本の内容としては「本人の言葉」そのものと、どのような状況で言った言葉なのかという解説が書かれており、非常にわかりやすくなっています。
彼独特の言い回しで発せられた言葉は、いろいろなことを考えさせられる…
一度だけではなく何度も、時間をおいて読むことで普段の生活にも通じる何かが見つかるかもしれません。
ちなみに題名の“262”という数字は、2004年にメジャーで262安打を放ちシーズン最多安打を記録した時の数字です。(ギネス世界記録に認定)
全部で3冊ありますので、ぜひ読んでみて下さい。
この本を読んで何を思うかはあなた次第です。
《関連書籍》
自己を変革する イチロー262のメッセージ