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2023.12.5(Tue)
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こんにちは。篠原です。
最近の業務でSQLを使用することが多いため、最近使って面白いなと感じた、抽出するデータにCASE式でコメントを付ける方法についてご紹介します。
CASE式を使って、条件に合わせたコメントを表示させることができます。例えば、補正するデータが、どんな理由で問題があるのかを表示させることができます。
今回は、CASE式の条件に当てはまったデータに、特定のコメントを追加する方法をご紹介します。
使用した環境は以下の通りです。
SQLのCASE式は、Javaなどの『if/else』のような条件式に当てはまるものです。汎用性の高い使い方ができるので、今回の記事で基礎的なことを覚えて応用できるようになりたいですね。
書き方の例としては以下となります。
CASE WHEN 条件1 THEN 値1 ELSE 値2 END AS 列名 --『END』は必須。『AS 列名』はなくてもOK
ここで抽出の例として、設定を日常の場面に置き換えてご紹介します。
という感じです。まず絶対条件で選ぶ映画の範囲を絞って、希望条件でコメントを表示させて選ぶ際のヒントを付け加えてあげます。
ドル表記にしてるのはただの外国かぶれなので気にしないでください。
まずは絶対に譲れない条件で絞ったSQLを書いていきます。
SELECT title ,release_year ,language_id ,length ,rental_rate ,rental_duration FROM film WHERE rental_rate < '3.00';
データにテキスト型のカラムを付け加え、特定のコメントが出るようにします。
SELECT title ,release_year ,language_id ,length ,rental_rate ,rental_duration ,CASE WHEN length < '100' THEN '短いし借りてみよう!' ELSE '長いから余裕あるときに見る' END AS コメント FROM film WHERE rental_rate < '3.00';
いかがだったでしょうか。
SELECTしたデータの中でも、例外などが存在する場合には、こうしてコメントでメモを付け加えると非常に便利です。ぜひ使ってみてください。
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