なぜ日報を書くのか? 200本以上書いて学んだ日報を書く5つのメリット
目次
こんにちは、飯塚です。
日報書くのって面倒くさい、日報なんて時間の無駄だ、何の役に立つのか、という方向けに、200本以上日報を書き続けて僕が学んだ5つのメリットをご紹介します。
日報を書きたくないと思っている方が、何かしら日報を書くことに面白さや意味を見出すきっかけになればと思います。
目次
- なんで報告してくれなかったの、を未然に防ぐ
- なんでもっと早く言ってくれなかったの、を未然に防ぐ
- この1年間何をやってきたんだろう、を未然に防ぐ
- 毎日同じことの繰り返し、を未然に防ぐ
- あのときもっと別の視点で考えていれば、を未然に防ぐ
なんで報告してくれなかったの、を未然に防ぐ
毎日書く日報にはたくさんの時間はかけられず、せいぜい5~10分だと思います。限られた時間の中で何を共有するべきかを毎日考えることで、情報共有の優先度を学ぶことができます。
情報の優先度を学ぶことができれば、必要な情報の共有漏れがなくなるので、「なんで報告してくれなかったの?」という上司のお怒りを回避することができます。
情報の優先度は下記の観点で考えると、はずれることが少なくなりました。
・どれだけ多くの人に影響するのか
・どれだけ期限が近いか
なんでもっと早く言ってくれなかったの、を未然に防ぐ
1日の終わりに書く日報であれば、「実はこういう意見を持っていたが、口にするのを躊躇っているうちに次の話題に移ってしまった」というときに、考えを整理して言葉を選んだ上で伝えることができます。
実はこう思っていた、という情報が上司が一番知りたいことだったりします。それが不満であれば小さいうちに解消の、提案であれば評価が上がるきっかけになるかもしれません。
何日も経ってから上司に質問された上で答えると「なんでもっと早く言ってくれなかったの」と言われるかもしれませんが、日報を書いていれば未然に防ぐことができます。
この1年間何をやってきたんだろう、を未然に防ぐ
会社の面談や1年の終わりに「この1年間何をやってきたんだろう」と思うことはないでしょうか。日報を書いていればそんな悩みは起きません。何をやってきたかは全て日報に書いてあるからです。
また日報を書くことで日々の仕事を振り返るので、日単位で軌道修正ができます。何かも書くことが思いつかなければ何かしらの変化を、ストレスや失敗があれば対策を、良いことや成功があればどうすれば続けることができるかを自然と考えるようになります。
毎日同じことの繰り返し、を未然に防ぐ
作業にある程度慣れてくると、毎日が同じことの繰り返しに感じるという方もいるのではないでしょうか。日報を書いていればそんな悩みは起きません。1日の終わりに日報に同じようなことを書く行為ほど、無駄で面倒臭いと感じるものはないからです。
昨日と同じようなことを書いていると自覚した上で日報を書くのは筆も進まないですし、精神的にも辛いことなので、何かしら毎日の仕事の中で変化をつけようというモチベーションが湧きます。
あのときもっと別の視点で考えていれば、を未然に防ぐ
最後に日報を書くことで視野が広がった体験談をご紹介します。
実は弊社では観葉植物を育てているのですが、今まで3年以上育ってきた植物を僕が1か月ほどで枯らしてしまいました。当時は「会社で毎日植物に水やりなんて時間の無駄だ」と思い時々水やりをサボっていました。
しかしそれを書いた日報に「若いうちは植物を育てる意味なんて分からないよね」と返信をいただいてから、植物に関心を持つようになり、今では毎朝育ち具合を確認しています。
植物は1日だけ水をたくさん上げても育たず、毎日少しずつ水を与えなければ育ちません。この継続的なリズム感は仕事にもつながるのかもしないと最近は感じています。5分程度しかかからないが毎日続ける日報だからこそ、今まで興味のなかったことに少しずつ関心を持つきっかけになったのだと思っています。
感情を分析し、自分のモチベーションが把握できる日報ツール「feels」
feelsでは、普段書いている日報をAIの感情分析にかけ、モチベーションなど特許を取得した5つの要素で分析します。
数値とビジュアライズされた分析結果を見ることで、自分の状態を客観的に把握することができるので、書き続けることで得られる気づきとともに自分のモチベーションの把握に役立ちます。
必要なのはメールアドレスだけ、ソフトのインストールも必要ないので、登録したその日から日報をご利用いただけます。AIによる感情分析は有料機能になりますが、登録から1ヶ月間は無料でご利用が可能ですので、日々の日報を書かれている方は、ぜひお試しください!
まとめ
日報は1日出す出さないは大した違いにはならないですが、年200本報告を書いた人と1本も書かない人では積み重ねたものが大きな違いになるかもしれません。
まずは何事も体験してみてから、ということで、みなさんも日報で1日の振り返りを始めてみてはいかがでしょうか。