社会人のレベルアップはスキルを盗むが手っ取り早い!?

4月になり、各地で入社式が行われ、電車や街で初々しい姿を見かけることが多くなりました。
 
AMGにも新卒が入社して、新しい力を感じられるようになりました。今回は仕事を始めたら、最初に身に着けておいたほうが良い ”スキルを盗む” ということについて、書いていきます。

スキルを盗むとは

初めて就職すると、いろいろなことを教えてくれることがあるかもしれません。ただし、教えてくれる内容は、一般的なやり方であり、教わったことだけをやっていても、仕事ができる人にはなかなかなれません。
 
そこで、この ”盗む技術” が必要になります。
 
誤解の無いように、きちんと書いておくと、ここで言う ”盗む” とは、「見る」「真似る」「学ぶ」ということです。先輩や仕事のできる人の、一挙手一投足を観察し、最短で仕事のできる人を目指しましょう。

メールの書き方を盗む

仕事上、メールを書くことが多いと思います。
 
メールは書き手の顔も相手の顔も見えないため、伝え方ひとつで全く違うように捉えられてしまうこともあります。いきなり書くのが不安な場合は、先輩のメールから盗みましょう。
 

盗むポイント

  • メールの書き出し
  • 語尾(です・ます調や思います、考えます)
  • 署名欄
  • 送信先(宛先や順番 CCやBCCの使い分け)
  • 件名
  • 一般的なマナーについては、本やネットにも書いてあると思います。盗んでほしいポイントは、業種や会社の相手によって良いと思う書き方を、実際に経験したきた先輩から真似るという部分です。
     
    先輩が何年もかけて試行錯誤してきた部分があるのであれば、それをごっそりいただきましょう。

    検索の仕方を盗む

    次に盗んでほしいポイントは、検索の仕方です。
     
    システム開発の現場では、技術の内容を調べることが多いと思います。その際に、どれだけ調べたい内容に最短でたどり着くかは、もはやスキルと言っても過言ではありません。
     
    単純に先輩に「検索の仕方教えてください」と言っても、教えてくれません。自分がわからないことを、質問に言った際に、先輩も調べることがありますので、その時がチャンスです。
     
    下記のポイントに着目して、しっかり盗みましょう。
     

    盗むポイント

  • 検索キーワードの内容
  • どこのサイトを見たか
  • 情報の取捨選択
  • 特に、情報の取捨選択は重要になります。検索すれば大抵の内容がネットには書いてありますが、それが本当なのかは自己責任となります。そのときに間違った情報を掴まされないようにするために、先輩はどのポイントを見て判断しているのかをしっかり確認しましょう。

    質問の仕方を盗む

    社内や社外での打ち合わせに出席する場も増えてくると、質問するスキルというのが必要になります。ここでも、先輩のスキルを存分に盗んでいきましょう。
     
    ポイントとしては、内容とタイミングです。単にわからないことを質問しているだけだと、会議の流れを途絶えさせてしまいますし、質問のみで自分の意見や考えを伝えないと、その会議に出席している意味がなくなってしまいます。
     

    盗むポイント

  • 質問の内容
  • 質問するタイミング
  • 質問のうまい人は、会議の流れや全体の理解度を考えて質問することができます。またわかっている内容でも、あえて質問をすることで会議の内容を更に深いところに誘うこともできます。盗むのがなかなか難しいところですが、よく観察してしっかりいただきましょう。

    まとめ

    いかがでしたでしょうか。
     
    この盗むスキルというのは、実は若手に限ったことではありません。ベテランになったとしても、この盗むということは重要なスキルです。盗む(真似る)ことから初めて、さらに自分のオリジナリティを追加していくことが重要になっていきます。
     
    盗んだら、しっかり自分の行動におとしこみ、実践してください。早くからこのスキルを身に着けて、素晴らしいビジネスライフを過ごしてください。

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