はまりやすい難所! 証明書ファイル(jksファイル)の作成方法

こんにちは。ぐっさんです。
 
今回のテーマは、証明書ファイルの作成です。この証明書ファイルの作成というのは、なかなか頻度が無くはまりやすい難所だと思います。
 
OpenADRの接続時にも利用されるJKSファイルの作成のコマンドを紹介します。

キーストアとトラストストア

“keystore”および、”truststore”と呼ばれる2つのファイルを使用します。”keystore”は、クライアント認証に使用され、”truststore”は、SSL 認証でサーバーを認証する際に使用されます。

証明書ファイルのインポート

keytool -import -alias key -file key.pem -keystore trust.jks -storepass changeit

P12ファイルからクライアント証明書を取り出す

openssl pkcs12 -in <p12ファイル名> -nocerts -out newcert.pem

秘密鍵を取り出してインポート

keytool -importkeystore -srckeystore <pfxファイル名> -destkeystore server.keystore -srcstoretype pkcs12 -deststoretype jks

登録されている証明書の確認

keytool -keystore server.keystore -list -storepass <p12ファイルのパスワード>

登録されている証明書の削除

keytool -delete -noprompt -alias client -keystore server.keystore -storepass <p12ファイルのパスワード>

 
今回は、証明書の作成方法を紹介しましたが、作成する際に証明書を発行した会社(認証局)の中間証明書を、設定し忘れないように気を付けてください。
 
各社のサイトでダウンロードしたり、メジャーな会社であれば、{JAVA_HOME}jre/lib/security/cacertsに入ってますので、こちらのファイルをベースに作成するというのも1つの手です。
 
それでは、良い証明書ライフを。ぐっさんでした。

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