【Windows 10】 PCデータの引越しに便利! LAN経由でPC間のフォルダ共有のやり方

こんにちは! 池島です。
 
私事ですが、最近PCを買い替えました。
 
新しいPCはいいですね! 5年ぶりくらいに買い替えたのでスペックもだいぶ上がり、サクサク動いてくれて心地いいです。
 
しかし、そんなPCの買い替えにはどうしても面倒くさい作業がつきまといます。

PC新調の際に面倒くさい作業

PCを新調すると面倒くさいのがデータ移動です。旧PCに保存していた音楽や写真を新しいPCを移動したく「pc データ 引越し」なんかで検索すると、こんな方法がざっと出てきました。

  • 外付けHDD、USBを利用
  • クラウドストレージを利用

 
ファイルサイズが小さければ上記の方法でも問題ありませんが、ファイルサイズが大きくなれば大きくなるほどアップ/ダウンには大きく時間がかかりますし、大容量のストレージを用意するのも手間です。
 
どうしたものかと思案した結果、新旧PCを自宅のLANに接続し、フォルダ共有を設定することで直接ファイルを移動することにしました。
 
というわけで、同じLAN内でフォルダを共有する方法をご紹介しようと思います!

設定の確認

フォルダの共有設定には事前にネットワークの設定が必要です。順番に確認していきましょう!

1. ネットワーク設定をプライベートネットワークに設定

スタートボタンから”設定” → “ネットワークとインターネット” → “イーサネット”、または”Wi-fi”をクリックします。
 

 
ネットワークを選択すると”プライベート”か”パブリック”か選択できますので、”プライベート”を選択してください。
 

2. 共有の詳細設定から共有を有効に設定

スタートボタンから”設定” → “ネットワークとインターネット” → “状態”をクリックします。下部にスクロールして、”ネットワークと共有センター”をクリックします。
 

 
“共有の詳細設定の変更”をクリックします。
 

 
“ネットワーク探索を有効にする”、”ファイルとプリンタの共有を有効にする”をそれぞれ有効にしてください。
 

 
以上で準備は完了です。

いざフォルダ共有

デスクトップにおいたフォルダを共有設定します。フォルダを右クリック → “アクセスを許可する” → “特定のユーザー”をクリックします。
 

 
プルダウンから”Everyone”を選択し、”共有”をクリックします。
 

 
これでフォルダを共有する側の設定は完了です。
 

他PCから共有フォルダへのアクセス方法

エクスプローラーを起動 → “ネットワーク”をクリックします。
 

 
共有設定したPCを選択すると資格情報の入力を求められます。共有設定をしたPCの”ユーザー名”と”パスワード”を入力してください。
 

 
共有されたフォルダが表示されました。
 

ついにデータ引っ越し

あとは任意の場所にコピー&ペーストするだけでデータ引っ越し完了です!
 

 
13GBのデータを移動してみましたが、20分ほどで完了しました。転送速度も安定していて、インターネットへの接続状況に左右されないのも強みでしょうか。
 
PCスペックや環境に左右されるかとは思いますが、クラウドやデバイスに保存して再びPCに落とすよりは十分早いですね。

まとめ

いかがだったでしょうか。
 
PCの引っ越しに限らず、複数PCでのフォルダ共有はとても便利です。設定は簡単なので、ぜひやってみてください!
 
ではまた!

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